カテゴリー「*09年度/ヨカッタ!映画」の22件の記事

2010年1月 4日 (月)

2009年の映画鑑賞総括

年が明ける前にまとめておくべきでしたが、去年の総括、総括!

2009年に観た映画の内訳 :
劇場鑑賞 43作品
試写会鑑賞 1作品
レンタル等での鑑賞 30作品(ドラマは除く)
・・・となりました。

目標にしていた100作品には今年も及ばず・・・去年は海外ドラマ(プリズン・ブレイク等)を含めてなら達成となったけど、今年はそのDVD枚数を足しても96作品。目標達成ならず…!

今年こそは目標を達成したいと思います。

そして、去年観た作品のうちベストと次点作数作品を挙げます。

まずベストはコレ。

チェンジリング 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]

『チェンジリング』です。 (2009年3月鑑賞
主演のアンジェリーナ・ジョリーは勿論好きなんですけど、それだけが理由ではないです。(むしろ、私の好きな彼女はトゥーム・レイダーのような彼女なのだが)
内容といい、彼女の演技といい、観てから数ヶ月経ってますけど、まだまだ観た時のインパクトは抜けてません。


インパクトといったら、コチラも負けていない。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

『THIS IS IT』 (2009年11月鑑賞)
観る前と、観た後の印象が全く変わったし、
これまでのM・ジャクソンのイメージも払拭され・・・素直に感動し、涙が出てしまった。
彼が亡くなってから、こう思ってしまうなんて遅すぎかもしれないけれど。。


☆ ☆ ☆


次点となるのが、こちらの3作品。
(とりあえず、5本指で収めてみました。)


レスラー スペシャル・エディション [DVD]

『レスラー』 (2009年7月鑑賞)
次点とはいえど、これも絶対外せない。
主人公はダメ親父。だけど、彼の生き様には胸つまるものがありました。切ない・・・
アカデミー主演男優賞にノミネートされたミッキー・ローク。改めて言ってしまいますが、『ミルク』のショーン・ペンも良かったけれども、個人的には主演男優賞はミッキー・ロークに獲ってほしかったと今でも強く思ってます。(いや、ショーン・ペンのミルクもいいんだよ、いいんだけど・・・やっぱりミッキー・ロークよ。)


☆ ☆ ☆


映画 ハゲタカ(2枚組) [DVD]

『映画 ハゲタカ』 (2009年6月鑑賞)
ドラマ版のファンでもあるので贔屓目アリ。
経済モノなので、セリフなどに取っ付きにくさがあるカモ…ですが。
大森さん、サイコーです。それに玉山鉄二の劉氏が加わっちゃ、もーたまらんかったです。
(ただ今、原作の『レッド・ゾーン』を少しずつ読書中・・・)


☆ ☆ ☆

チェ ダブルパック (「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」) [DVD]

チェ 二部作
『チェ 28歳の革命』 (2009年1月鑑賞)
『チェ 39歳別れの手紙』 (2009年2月鑑賞)

私チョイスらしからぬ作品・・・かもです。
二部作ながら、間髪おかずに公開されたのでどちらも劇場鑑賞しました。
5本指に挙げるとしたら、この作品よりも他に挙げるべき作品があるけれど、でもじっくり考えると外せない気持ちになってしまいました。
ベニチオ・デル・トロがとにかく素晴らしい。
(変な事言っちゃうけど)濃ゆいイメージだけではないの。


・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・悪あがきになるけど、
『フロスト×ニクソン』も『人生に乾杯!』も『007 慰めの報酬』も挙げたかった。
そしたら、『T4』もアリだし、『グラン・トリノ』もあったなー・・・と挙げそびれが増えちゃう。

そんな悪あがきもしちゃうけど、でもいいや。上記5本を2009年の5本指にします!

で、来年の目標を改めて。
昨年、一昨年と同じく「 映画100作品を観る! 」
これだ。今年こそ目標達成したいな。
結構プレッシャーになるかもしれないけど、無理せずに映画を楽しみたいです。
(余暇としての時間ももっと欲しいんだけどなぁ~・・・)


【追記】
もうひとつ、目標を思い出した!
海外ドラマの『LOST』に手を出すこと。
もぅ、シーズン5まで行っちゃってるから、手を出しづらいんだけど。

でも、これに手を出したら、ズルい裏ルールで目標の100作品(100本というか・・・)は達成しやすくなるかも。(笑)





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2009年12月27日 (日)

『赤い風船/白い馬』をレンタル

赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組スペシャル・エディション [DVD]

50年くらい前の作品ですけど、去年シネスイッチで上映されていたのを見逃してしまい、今さら(しかもレンタルで)観てみました。

50年前の作品とは思えない素敵で可愛く、そして美しいと思った2作品でした。

どちらも最後は似たような終わり方。
白い馬の方はちょっと悲しいというか、ラストを見てたらしゅんとなってしまいました。
男の子がとてもきれいな子で現在どんなになっているんだろうとヨコシマなことを一瞬考えてしまったけど、調べるのはよしときます。(笑)
モノクロだけど、(モノクロだからこそ?)映像がとても美しかったです。

逆に、赤い風船はとてもカラフルでファンタジーチック。で、可愛らしい作品。
ほのぼのしていて、子供と一緒に見てもいいなぁと思ったり。
個人的には可愛らしいこちらの赤い風船が好きです。今のところ。

でもどちらもすごくいいです。
絵を見ているというか、写真集とか、そういうのを見ているような・・・

だから普通の映画を観た後とは違う充実感がありました。







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原題 : LE BALLON ROUGE/CRIN BLANC
監督 : アルベール・ラモリス
出演 : パスカル・ラモリス、サビーヌ・ラモリス、ジョルジュ・セリエ、ヴラディミール・ポポフ、ポール・ペレー

制作年 : 1953年
収録時間 : 75分
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2009年11月30日 (月)

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を観る

Genkai


徹平ちゃんウォッチングのつもりで観たけれども、どっこい、それだけではなく結構良かった。

ニートだった主人公が母親の死をきっかけに就職を決めるが・・・その就職先は想像を絶するブラック会社だった。

深夜残業当り前。
必要経費が全く認められない。
従業員の出入りが激しい。
情緒不安定な従業員がいる・・・。等々、全て当てはまってしまう環境激悪な会社だった。

激悪だけど、この会社で頑張るしかない主人公・マ男くんの一生懸命っぷりに感動。
限界を切り抜けても、更なる限界が待っていて、それを乗り越えても・・・
限界のボーダーを超えた“ある出来事”で爆発するマ男くんのセリフを聞いたら、泣けてきてしまった。
お母さんの死もきっかけのうちの一つだったけど、ニートから抜け出す一番のきっかけを藤田さん(田辺誠一)に告白するシーンもウルッとしてしまった。

それぞれ強烈なキャラクターな面々にも笑いつつ、ムカッとしつつ、楽しんでしまったし、三国志ネタで人間関係を表現している所も面白かった。
リーダー(品川祐)を曹操さんとするところは、ちょっと過大評価しすぎ!って思ったけど。

あんなブラック会社に何故、神のような藤田さんがいるのか・・・(その事情は追々判明するのだが)・・・彼がいなかったから、マ男くんはあそこまで頑張れなかったかもしれない。
逆に藤田さんもマ男くんと出会って変われた部分があって、お互いにとっていい出会いだったんだなと思うとジーンとしてしまう。。

「何の為に働くのか?」
この問い掛けに答えを出しているマ男くんを見て、プスプスとくすぶっている自分ももう少し仕事を頑張ろうと思った。

全く期待してなかったので、いい意味で“期待ハズレ”(=期待以上)の作品でした。


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監督:佐藤祐市
脚本:いずみ吉紘
出演:小池徹平 マイコ 田中圭 品川祐 池田鉄洋 中村靖日 森本レオ 田辺誠一

公式サイト http://black-genkai.asmik-ace.co.jp/
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【追記】
エンドロールを観ていると、劇中に出ていなかったような人が特別出演としてクレジットされてます。
「あれれ???」と思ったら、最後の最後にオマケがあったので途中で帰ってしまうと、ちょっぴり損をしちゃいます。
・・・皆、知っていたのかな?私が観た時は誰もエンドロールで帰る人はいませんでした。


【追記2】
この映画の登場人物は、みんな結構強烈なキャラクターだけれども、うちの会社もキワモノが沢山いるので、そこは負けてないような気がする。(どこもそうだとは思うけど・・・私も強烈な人に悩まされてるし。)






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2009年11月24日 (火)

『THIS IS IT』を観る

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)

何でこんなに動員数が高いんだろう?
しかも、映画サイトを観ても☆評価はかなりの高かったりする。

月初に観に行った映画で、待ち時間にマイケル・ジャクソンの曲が流れたりで少しそそられたりはしたものの、それまでまったく観るつもりはなかった。だけど、気になってしまう。

ただリハーサル風景を編集してまとめたものでしょうに、なんでだろう?という気持ちが強くなって、他の観たい映画は置いとき観に行ってきました。

80'sは好きだから、曲くらいは知っているけれど
今までマイケル・ジャクソンについては、あまり興味なかったんです。

だけど、この映画を観ていたら、そんな考えは吹き飛んでしまった。
今さら、ホント今さらだけど、今までの妙な&スキャンダラスなイメージが飛んでしまった。

きっかけ的にはホント今さら・・・なんだけど、あぁ、もっと早く(もうちょっと多少なりの)興味を持たなかったんだろうとちょっと後悔したくらい。目からウロコだった。

リハであってもすごいなと思った。
観客の為に徹底したリハーサル。ダンス、歌、それだけじゃなく彼の発した言葉さえも。

不思議だな・・・今まで全然興味なかったのに。

CAN'T STOP FOR LOVING YOUで極まって「本気出しそうになった」と言うところ。
こちらまでも観て&聞いていて極まっちゃいました。

BEAT ITでは、「なんでここが映画館なんだろう!」とじっとしているのがもどかしいくらいだった。

まとめられるほど感想を書けていないんだけど、ドキュメンタリー映画としてこんなにも気分を盛り上げてくれる内容に終始集中。なんか、伝わってくるんです。彼やスタッフ全員の情熱が。
そして彼の強いメッセージも。。。


とにかく良かった。(こんな簡単な言葉で済ませたくはないけれど)何もかも素晴らしかった。

昨日観に行って、その夜スマスマの特番でMJ特集を放送していたこともあって、まだまだ余韻が消えません。
ホント今さらの今さらだけど、CDを買ってもっと曲を聞きたいです。

そして・・・今週の金曜日で延長上映が終わるけど、もしもっと延長されたならばリピートしてしまったかもしれない。

訃報を知った時は多少ショックだったけれど、今の気持ちで数ヶ月前の訃報を聞いたら、もっともっとショックを受けたでしょうね・・・。


今となっては、なんちゅーきっかけだったけど妙な好奇心のおかげであっても、これを映画館で観れて良かった。






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2009年11月19日 (木)

『カビリアの夜』をレンタル

カビリアの夜 完全版 [DVD]

フェデリコ・フェリーニの『道』という作品を気に入っているのですが、今まで他の作品は1作も見たことがないんですよね。
いつか他の作品も見たいなー・・・と思いつつ数年経過。
『道』と同じく主演はフェリーニ夫人のジュリエッタ・マシーナなので、これしかない!という気持ちでこの作品をレンタルしてみました。

最初は何だかだるくなってしまったけれど、あの最後の“天国から地獄へまっしぐら”なあたりはスゴク惹きつけられるように集中&姿勢を正して見てしまった!!

ひとりで見てるのに、思わず口から「えーっ!!」が出てしまった。

オスカーが(あまりにも)うさんくさい顔してても・・・
カビリアがとってもとっても舞い上がってて不安を覚えても・・・
つい、口から「えーっ!」が出ちゃったのだ。

それにしても、カビリア役のジュリエッタさんはすごくいい。
(個人的には『道』の時の方が好きだけど)
私ふぜいがこの場を借りて言うまでもないんだが、ジュリエッタさんはすごい。

美人とかではないのだけど、とても存在感があって魅せてくれる女優さん。

ジュリエッタ・マシーナと、この『カリビアの夜』には・・・おみそれいたしました

古い作品だって、いい物はいつ見ても良いのだと改めて認識。

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原題:Le Notti di Cabiria
監督 フェデリコ・フェリーニ
出演: ジュリエッタ・マシーナ,フランソワ・ペリエ,フランカ・マルツィ,ドリアン・グレイ 
収録時間 113分
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2009年11月 4日 (水)

『わたしの中のあなた』を観る

My_sisters_keeper

白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じてきた。そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こす。


今年一番泣いてしまった。
涙もろいもんだから沢山泣いてしまった。

愛する娘のためなら当然とするお母さんの強い気持ちも、お父さんや子供達それぞれの思いも伝わってくるので、見守るように観てしまいました。
実際、自分がそういう立場にならないと、心情もろもろ本当に理解できないと思うので。


姉のドナーとして生まれてきた妹とか、訴訟とか、結構シビアな内容で辛い部分もあったけれども、何だか優しい印象のある作品だった。家族・家族愛をメインに据えているからでしょう・・・

強い意思+激しい感情を露わにする母親役のキャメロンも良かったけれども、家族5人のそれぞれが光っていて、個人的にはお父さん役のジェイソン・パトリックが地味ながら良かったなぁと思った。

ケイトの人生の中に、テイラーとの出会いあったという所もよかったなぁ。
恋する二人の様子が微笑ましくもあり、切なくもあり・・・あぁ。


これを観て辛いと思う人もいるだろうし、一部の人には勧められないけれども、いろんな人に観て欲しいなと思える作品でした。


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原題:My sister's keeper
監督・脚本:ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン,アレック・ボールドウィン,ジェイソン・パトリック,ソフィア・ヴァジリーヴァ,トーマス・デッカー, ジョーン・キューザック,エヴァン・エリングソン,デヴィッド・ソーントン
上映時間: 110分

原作:ジョディ・ピコー 『わたしのなかのあなた』
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【追記】
公式HPを軽くチェックしていたら、ちょっと目を引いたのがケイトの主治医役だったデヴィッド・ソーントン。
カサヴェテス監督作品の常連で、シンディ・ローパーのダンナさんだそうだ。知らなかったので、ちょいと“へぇ~”な気分。


・・・感想が上手く残せないので、更なる追記が入るかもしれません。




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2009年10月25日 (日)

『あの日、欲望の大地で』を観る

Burningplain


邦題とあらすじの重さにちょっと観る気を失いかけたんですが、好きな女優さんシャーリーズ・セロンが出演している作品なので、観に行ってきました。


母親が不倫相手と共に事故死し、その不倫相手の息子と恋に落ちるマリアーナ。
駆け落ちの末に彼との子供を儲けるが、彼と赤ん坊を残して疾走。
シルヴィアと名前を変え、レストランのマネージャーとして働く彼女の前に、成長した彼女の娘マリアが現れ・・・マリアーナの過去が現在のストーリーと交差して進行していく。

過去と現在が交差して進行していくけれども、すんなり入れたのが不思議。(いつもこういう進行の作品ではこんがらがっちゃうのに)

というか、丁寧で絶妙に現在と過去が交差する展開に始終見入ってしまった感じ。
内容はかなり重くてハードだったけど・・・

ラスト近くのマリアーナが娘に過去の自分を話すシーンが印象深いです。(泣いてしまった)
結末と、最後に過去の断片がまとめて連写する中のサンティアゴの姿を見てホッとした・・・内容重くとも良い作品でした。

若い日のマリアーナ役の子も雰囲気あって良かったし、
勿論、シャーリーズ・セロンと母親役のキム・ベイシンガーも良かった。

監督は『21グラム』と(未見の)『バベル』の脚本家ギジェルモ・アリナガ。
ちょっとですね、この監督さんがまた何か撮るようであれば、チェックしときたいです。(要チェックだわ)

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原題: The Burning Plain
監督: ギジェルモ・アリナガ
出演: シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス、ヨアキム・デ・アルメイダ、J・D・パルド
上映時間:106分

公式サイト
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【追記】
役柄的にやつれ顔でも、やっぱり美しいよ・・・シャーリーズってば。






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2009年10月11日 (日)

『サマーウォーズ』を観る

Summerwars


まだやっている所があったので、観に行ってきました。

アニメの『時をかける少女』をTVで見て、すごく良かったと思ったので、この作品もヒジョーに気になっていたのでした。

ちょっと出遅れたけど、劇場で観れてヨカッタ。

あったかくて、痛快。
ちょっとですね、泣いちゃったのですよ。
おばあちゃんのセリフとか、男前になってくるケンジや、世界がひとつになった所とか・・・

陣内家の個性的な面々にパワーと団結力に元気をわけても貰いました。





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2009年7月21日 (火)

『レスラー』を観る

Wrestler

主演のミッキー・ロークや共演のマリサ・トメイがアカデミー賞(主演男優と助演女優)にノミネートされたり、ミッキー・ローク自身と作品の設定が重なる等で注目を集めた作品がこの『レスラー』です。

プロレスには全く興味がないのだけど、予告を観た時にとても惹きつけられたので観に行ってきました。

主人公の侘しい生き様、男の生き様がありありと描かれていて、ラストを観終え、ブルース・スプリングスティーンのテーマ曲が流れてる中、「観て良かったなぁ・・・」と余韻に浸りながら実感した作品でした。(ラストには何とも言えず、少し放心状態になりましたが・・・)

かつては全米で人気を博したものの、今では週末に地方巡業をしてひっそりと現役を続けているプロレスラーが主人公の物語。
長年の無茶が祟って心臓病の手術をし、引退を余儀なくされるのだが、それを自分の一人娘に伝えに訪れても(それまで散々家族を放置していたらしく)娘には追い返され、好意を寄せているストリッパーには振られてしまったり・・・と、そのような状況を背景に主人公のランディが何を思うのか、ヒシヒシと観ている方にも(同性・異性の関係ナシに)伝わってきます。

主人公ランディと、彼を演じるミッキー・ロークがシンクロすると評されているのを目にしましたが、それに納得してしまうほどに、ミッキー・ロークの演技には終始目を見張ってしまいました。
特に、地方でのサイン会でランディが周囲を見回す様子が・・・結構印象深いシーン。

ちょっと引っかかるのが、一人娘のこと。
せっかく本心を涙ながらに伝えて、親子関係が修復しつつあったのに・・・娘がお父さんの腕を組んで一緒にダンスをしたシーンはすごくステキだったのに・・・あーんなことで食事の約束をすっぽかした事に対しては何とも・・・。
(責めるワケではないんだけど)ランディお父さんには、もうちょっとあの辺で娘の為に頑張って欲しかった・・・。

マリサ・トメイは『いとこのビニー』という作品を観て、とてもキュートな女優さんだと思っていました。
が、(あれから結構な時間が経っているので)外見的に年齢を感じさせたのに同性ながらちょっぴりショックを受けたけれど、彼女のシングル・マザーとランディとの板ばさみで葛藤する姿がナニゲに良かったです。
(もっと言っちゃうと、そんな彼女に気持ちをぶつけるランディも良かったのだが。)

スーパーで「ロビン」という名札を付けて働き、
娘との親子関係修復に失敗してしまい、
好意を寄せていた女性には振られてしまい、
老いやガタガタの身体に感じる不安と死への恐怖を経て、
自分自身の居場所に結論を出すランディ。

そのただ一つの居場所、リングへ戻ったランディがマイクを手に取って観客に向かって話すセリフがアツかった。
そしてラスト。
これまでを見守りつつ、エンディングとなって暫く放心してしまったけれども、観てよかった。
『ミルク』のショーン・ペンも良かったけれども、個人的には主演男優賞はミッキー・ロークに獲ってほしかったなと強く思いました。


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原題:THE WRESTLER
監督:ダーレン・アロノフスキー 
出演:ミッキー・ローク、 マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッド 
上映時間:109分
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2009年7月14日 (火)

『WALL・E ウォーリー』をレンタル

ウォーリー [DVD]

去年末に周りの評判を受けて観に行こうか迷いつつ・・・忙しかったので観には行かなかったけれど、これを去年観ていたら、年末の総括(ベスト映画)も変わっていたかもしれません。

ひたむき、けなげなウォーリーを見ているだけで、心がやんわりするし、元気になる。
ちょいと泣いてしまいましたよ、私は。涙もろいだけあって、もーたまらんかったです。
(決してお涙頂戴的な内容ではないんですが)

88分と短い作品ですが・・・ちょっと長いかな?とチラリ思ったりしましたが、でも可愛くて、楽しくて、心がほっこりするシーンが沢山。
宇宙空間でのウォーリーとイヴのダンス?シーンがとても素敵。

最初、冒頭部分から数十分は“ながら見”という勿体ないことをしてしまったので・・・
DVDが欲しくなってしまった!!!

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原題:Wall-E
監督:アンドリュー・スタントン

収録時間:98分
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