『デイ・アフター・トゥモロー』を観る
公開される前は「絶対見る」と思ってたものの、周りの評判などを耳にして観る気を無くしていたんですが、今日は暑いし、レディースデーという事もあって、通院帰りに一人で観てきました。
「大した事ない」と聞いていたので、のほほんとしてたのですが、のっけからビックリしっぱなし。
地球温暖化により気温上昇
↓
南極大陸の棚氷が崩れる
↓
その崩れた氷(淡水)が海水と混ざり合い一気に海水温度が低くなる
↓
異常低気圧?発生 → ドデカイ雹(ひょう)が降ったり、巨大竜巻が大暴れしたり・・・気温が急激に下がって、北半球が氷河期に突入
ピッタリ合ってないかもしれませんが、こんな流れで世界中が一気に大災害に遭ってしまいます。
・・・無知なだけに、氷と海水が混ざり合うと異常気象を呼び起こす発生源になるなんて驚きでした。
「涼む為に映画」だなんて浅はかだった!異常気象のオンパレードで、ずっと口半開き状態。(^^;
主人公の“お父さん”ジャック(デニス・クエイド)が、このままでは駄目だと米副大統領に強く警告するんですが、副大統領は「政治的には無理だ」なーどと目先の問題ばかり重要視して、聞く耳持ちません。
映画に見入ってると、
「何でそんなツレナイ態度を取るのっ!」
と思うけれども、実際のところ、私たちも副大統領と同じ・・・暑ければクーラー、面倒くさいから待機電力消費してたり・・・。皆、今の楽な暮らしを少しでも地球に優しい方向に何か努力しなくてはと思ったハズです。
避難可能な南部の人達はメキシコへ移動していくんですが、反対に“お父さん”は、仲間2人と共に、何もかも凍てついたNYにいる息子のサムを救いに向かいます。仲間の犠牲や、竜巻の目に入った時のスーパー・フリーズっぷりでまたまた口半開き状態になってたりとホント息つく暇がなかったー・・・。
(スーパー・フリーズ=専門用語のようなんですが・・・急激に温度が下がって、カッチン・コッチンに凍っちゃう状態!っていう感じの意味です。)
“お父さん”がサムを見つけた時、涙がジワッと出てしまいそうになったのは私だけかしらん・・・。
一人で観に行くんじゃぁなかった!
見終った後に、誰かと色んな事を話したくなりました。
わたし的には口半開き状態で見入った映画だったので、「大した事ない」などとは思えなかった。
「涼しくない!手に汗握っちゃう度」で評価してしまうと、満点に近いです。
それとそれと・・・
サム達が出場した高校生クイズ大会(?)のパーティ場面で、カルチャークラブの曲が使われています。
もう20年くらい前にヒットした曲なんですが、何故にこの映画に???・・・と思いもよらない曲が流れたので、少しビックリでした。
それにしても、平日の午後って、オジサン&オバサンが多いようで、ビニールをがさがさ鳴らす音(数分間)や鼻かむ音とかヒドかったなぁ。。。
長くなったし、まとまりの感想にもなってしまって、はがゆいのですが、これにてキリをつけまする。^_^;
あ、最後に・・・
自宅に戻って、ココログする前に、デイ・アフター・トゥモローのHPを見ました。
クイズが結構、為になります。
「今、地球で起こっている事」が学べるので、映画に興味なくても、その辺の知識が深まりますヨ。
【'04/6/27追記】
整理してた古雑誌(去年の“crea”)の映画特集を再度ペラペラ見る。
印象深かった写真、キルスティン・ダンスト(スパイダーマンのヒロイン)の彼氏があのサムだった事に気づく!
鼻ホジホジしてる彼がサムだったのかぁ~と、ちょっとした衝撃を受けル。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。











コメント