『ターンレフト・ターンライト(向左走・向右走)』試写
雨の中、本日この試写会に参加してきました。
おっちょこちょいな女性翻訳家(ジジ・リョン)と
シャイなバイオリニスト(金城武)の恋愛コメディ。
何だか・・・とても可愛らしい映画でした。
頂いたチラシのキャッチフレーズなどを引用しながら、感想を・・・
■運命の二人なら僕らはもう、街のどこかですれ違ってる■
時にはむず痒くなるほど、すれ違いが沢山あります。
「ウォーリーを探せ」チックなすれ違いも・・・(笑)
ついに出会う事が出来た公園シーン、『ラブ・アクチュアリー』のあの作家とメイドのエピソードのような光景が・・・
彼女の慌てっぷりと、近くで見ている傍観者(親子)のセリフに「ウフッ」と笑みがこぼれてしまいました。
その後、運命のイタズラで互いを見つけられず、離れ離れがずっと続きます。
強くお互いを想いながらもまた、色々なすれ違いをしてしまうんですよね・・・
それにはイライラさせられたり、ちょっとせつなくなる所もあったり、お互いの「番号」を叫びながらお互いを探す姿にはウルウル気味になりました。
■ベストセラー絵本の映画化■
アジア各国からアメリカ、ヨーロッパ・・・世界12カ国でブームを巻き起こした大人の為の絵本「君のいる場所」を映画化。
「とても可愛らしい映画」と思ったのは、この絵本が元となってるからなんでしょうね。
台湾の絵本作家・ジミー(幾米)のこの絵本、チェックしたくなりました。
■キャスト■
主演は、金城武とジジ・リョン。
この「運命の2人」に絡んでいくのが、結構強烈なキャラクターの2人。
モロ師岡に似てる医者(エドマンド・チェン)が“彼女”を執拗に追いかけ、鼻っ柱の強い食堂の女の子(テリー・クワン)が“彼”を同じく執拗に追い掛け回します。
この邪魔者2人が余計、彼と彼女の距離を遠ざけたり、近づけたり・・・・・・この2人には色々と笑わせてもらいました!!
この医者、かなり濃ゆい役柄なんですが、とても笑えます。
■運命の不思議を信じる人へ■
このキャッチフレーズの、信じる・信じないはともかく・・・(笑)
ラストシーンに「何でこんな事が発生するの?!」と思いきや、
「あー!こうなるのね」とウマい具合な“運命の不思議”を見せてくれます。・・・笑っちゃったケド。
すれ違いを含めて色々な運命の不思議?を見せてくれますが、(鼻で笑う人もいると思うけど)私は面白く観させてもらいましたよ。
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えーっと、ワタクシ・・・
『恋する惑星』でドッカン!と衝撃走る程にホレてしまって以来、金城武が好きなんです。
が、しかし『不夜城』以来、映画は観てなかったので・・・久々の金城映画でした。
最初は彼目的で・・・・・・で、まったく内容に期待をしてなかったけど、意外にもなかなか楽しく&面白く、時にはちょっぴりホロリと観させてもらいました。
先日の『マレーナ』でのモヤモヤを払拭させてくれるような、ほのぼの&可愛い映画でした。
金城武目的だけでもお宝映像が沢山あったりして。
今回は可愛い彼が沢山見れます♪
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「今秋 新宿シネマミラノにて ロードショー」 だそうです。
(え?新宿だけかいっ?!)
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【2004.8.29 イイノホールにて試写】
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