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2004年11月13日 (土)

『ポーリーヌ』をレンタル

Pauline

ベルギーの映画。(原題:Pauline & Paulette)

知的障害のあるポーリーヌは、4人姉妹の次女で66歳。長女のマルタと一緒に生活をしている。
マルタの世話を受け、大好きなお花たちに囲まれながら暮らしていたが、ある日マルタが急死してしまいます。
残されたポーリーヌは、マルタの遺言により三女ポーレットと四女セシールに託され、一時はポーレットの世話になるものの、色々な問題が・・・

まず見始めた時は、色鮮やかなお花畑に目を奪われる!(^^)
チャイコフスキーの『花のワルツ』に合わせるかのようなポーリーヌの水やりシーンや、三女・ポーレットの洋品店、彼女が着るピンクや華やかな色の衣装などを見て、“可愛いおばあちゃま映画”かと思ったけれど、それだけじゃないのです。

障害者の扱い方、誰もが直面するであろう老後の生活や
介護についてなど、
ピリリッと感じるシーンが所々にあって考えさせられるけれど、
暖かい気持ちになれる作品だと思います。

でも実際、自分もそういう立場になったら、四女セリーヌの恋人アルベール(フランス人)のように神経質になってしまうかなぁ・・・とも思ったり。^^;

オペレッタ(オペラ)の舞台を台無しにされたポーレットがポーリーヌの世話よりも優先させたオステンドでの生活は、多くのベルギー人にとって老後の人生を過ごす憧れのリゾート地だそうです。
誰もが憧れる土地だけれど、一旦ポーリーヌを突き放したものの、気ままな一人暮らしを始めたポーレットにとっては、寂しい生活と気づくんですね。
大事なオペレッタの舞台を台無しにされたりして一時は怒りが頂点に達したけれど、“何か”に気づかされたポーレットを見ると、「あぁ、私ってこういう映画が好きだわ・・・」と思ってしまいます。

一度だけ行った事のある国ベルギーの風景や生活の様子を見られたのもヨカッタです。

『ポーリーヌ』公式サイト http://www.nikkatsu.com/movie/pauline/





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コメント

今晩は、コメント有難う御座いました。ぼくもpippiさんのところでは、Ajuサンの事は何回か拝見していました。ピーター・バラカンの件ですが、ロック好きならほかにも著書があるのでそちらも検討下さい。ちなみにあの番組は関東では現在も放映中ですよ⇒「CBSドキュメント」です。TBSの金曜深夜です。

投稿: 防災千太 | 2004年11月14日 (日) 23:56

いろいろな形の愛があって、どれも本物で
それに感動しました。
マルタの尽くす愛も本物だし、ポーレットの、
一見、つきはなした感じの接し方も、自立を促す愛なんですよね。
いい映画でした。

投稿: ルー | 2004年12月16日 (木) 20:37

>ルーさん

最初、ポーリーヌを疎んじてるようにも見えちゃったのですが、そうですね・・・彼女の接し方は、「自立を促す愛」ですよね。
すごいオバちゃんがいるなぁと、ポーレットを見て、ちょっと引き気味だったのですが、最後には一番好きな登場人物になってしまいました!

投稿: aju | 2004年12月17日 (金) 20:29

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» 「ポーリーヌ」 [i love cinema]
知的障害を持つ66歳のポーリーヌは、読み書きもできないし靴紐も結べないけれど、毎日しあわせに暮らしていた。面倒見のいい姉のマルタが亡くなったことから妹のポーレッ... [続きを読む]

受信: 2004年11月23日 (火) 00:15

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『ポーリーヌ』【PAULINE&PAULETTE(ポーリーヌとポーレット)】2001年ベルギー=仏★2001年カンヌ国際映画祭 監督週間キリスト教会賞監督:リー... [続きを読む]

受信: 2004年12月16日 (木) 20:39

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