『25時』をレンタル
ある人物の密告により、刑務所送りになってしまった麻薬密売人モンティ(エドワード・ノートン)の収監されるまでを描いた作品です。
翌日には7年の刑に服する為に刑務所に向かわねばならなくて、最後の日を父親や恋人、2人の親友と過ごす中、やらねばならぬ事、清算しなければならない事もあり、色々なものを見せてくれます。
冒頭のモンティと愛犬ドイルの出会いのシーンから、見入りっぱなしでした。
何だかNYの写真集を見ているかのような雰囲気のある映像で、「9.11」の足跡も所々に織り交ぜてありました。
モンティ自身や周りの友人や父親が、彼の行いを止めていれば何とかなったとは言うけれど、後の祭りだし、彼の自業自得だけれども、何だかモンティに感情移入のような思い入れをしてしまいました。
(悲しさや苛立ち、色々な感情が自分の中に入り込んでいくようでした。)
どうにもならないのに、何かどんでん返しのような展開があるんじゃないかとも思ってしまい、成り行きを見ていましたが・・・・・・そうはいかず。
優しく、そして力強く語られるお父さんの声(ブライアン・コックス)で綴られたラストまでの“もうひとつの人生”が何とも言えない。
成長した子供達に自分の過去を話そうとするシーン・・・白い服を着た家族の姿が、とても印象深かった(眩しかった)です。
モンティの寝顔を見て、現実に引き戻された私は、思わず心の中で「あぁっ・・・」と叫んでしまいました。
見る前は、そんなに思い入れる事はないだろうと思っていたのですが、意外にもハマってしまいました。
今まで興味なかったエドワード・ノートンに
今更ながら一目置いてしまったし、
何度か他の映画で見かけてはいたフランク役のバリー・ペッパーも、コレを見て、完璧名前覚えちゃいましたし。(フランクが、モンティを殴るシーンも心が痛かったです。)
・・・気づくの遅すぎたんですが、
色目を使う生徒役、昔見た映画『ピアノ・レッスン』に出ていたアンナ・パキンだったとは・・・ビックリでした。^^;
きちんと消化できていないのか感想もうまく書けないのですが、何度も見たい映画に位置づいてしまってますので、何かまた思うことがあったら、追記していきたいと思います。
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25時 公式サイト
参考までに・・・2回目の鑑賞はこちらを読んでから見てみました。↓
スペースアルク内“字幕にならない英語たち”→25のキーワード
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コメント
こんばんは^^ TB&コメント有難うございました。
そうなんですよね、あのラストにはいたたまれない切なさと儚さがありましたよね。。
この作品、重いんですけど又観たいって思えるから不思議です。
ノートンは私の中でミーハー感の無い大好き俳優さんです。
彼が出てるだけで見たくなっちゃうんですよー^^
でもね、いつも結構重いの多いんです^^;
TBさせて頂きました。
投稿: てるみ | 2004年11月24日 (水) 21:34
おー、てるみさん!コメントありがとうございます~。
ノートンファンだったのですね・・・彼の出演作って、重い映画が多いんですか!そういえば、唯一覚えてる鑑賞済み映画「ファイトクラブ」も重い系といえる映画でした。
ちょっとスケベそうな印象があったので、敬遠(ゴメンなさい!)してたんですけど、ホント、この作品で見る目が変わりました。
この「25時」は、またお正月休みあたりにでも見たいと思ってます。。
投稿: aju | 2004年11月24日 (水) 21:51
マレーナに引き続いて…こちらでも足跡を^^;
度々失礼します。
私も実はE・ノートン大好きです♪
確かに彼の出演作はひとクセもふたクセもあるような
感じがしますねぇ…
それも彼には確かな演技力があるからっと思ってます^^
(褒めちぎる)
ところで話変わりますが、ajuさんのBlogに大変興味を
持ちました^^ もし宜しければこちらでリンク貼らせて
頂きたいのですが・・・宜しくお願いします(^-^)v
投稿: りざふぃ | 2004年11月25日 (木) 11:59
>りざふぃさん
わぁ~、またのコメント、ありがとうございます!
りざふぃさんもノートンファンだったのですね。(先のコメント・・・“スケベ”発言は見逃して下され。^^;)
この作品にここまで肩入れしてしまったのは、ノートン&バリーに魅入ったのが一番大きいような気がします。
この作品で今頃感じ入りましたが、ホント彼(彼ら)は実力派ですね。
リンクの件、光栄です~。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願いします!
投稿: aju | 2004年11月25日 (木) 20:43
この作品、凄かったですね・・・。
バリー・ペッパーファンなので注目していましたが。
父親の想いが痛くてたまりませんでした。
投稿: ルー | 2004年12月16日 (木) 20:34
ルーさん、コメントありがとうございます。
ラスト近くのお父さんのナレーションがとても印象深かったです。
車で迎えに来たお父さんがモンティに話しかける姿を見ても、たまらなかった・・・。
鑑賞して暫く経ちますが、まだまだ残るものが多い映画でした。
(また見るつもりです)
・・・で、ごめんなさい!
TB先に飛んで、コメント入れようとした所、「楽天ユーザーじゃないと書込みできない」というようなメッセージが出てしまいました。
「25時」「ポーリーヌ」ともども、先にTBを入れてしまったので、TBだけ残した形になってしまって、スミマセンでした。
ユーザー登録なしでコメント入力できる方法ってありますか?
投稿: aju | 2004年12月17日 (金) 20:27
こんにちは、「25時」みましたよ!
やっぱしラストですよねー、この映画の醍醐味は。
「ラン、ローラ・・」も借りてきたので感想書いたらまたトラバさせて貰いまっす。
投稿: sho | 2005年2月 7日 (月) 14:34
>shoさん
おー、いらっしゃいませ!
あの流れで、あのラスト・・・何とも言えない気持ちになりますよね。
「ローラ」も借りてきたんですね~、ガッテン承知です。トラバ、お待ちしてまっす。
投稿: aju | 2005年2月 7日 (月) 19:21
TBありがとうございます。
うーん、この映画のラストシーンはね、やられたという感じ。傷だらけのモンティの顔に画面が戻った瞬間がせつなかったですね。
こちらからもTB送ります~
投稿: shi-ba | 2005年6月16日 (木) 23:01
shi-baさん、こちらこそTBとコメントありがとうございました。
私も色々な面でヤラれてしまった作品でした。
去年、下半期のベスト作品の1つとして挙げちゃったくらいです。。
投稿: aju | 2005年6月19日 (日) 10:15