『耳に残るは君の歌声』をレンタル
原題:The man who cried / 97分
ロシアの少女が生き別れた父親を探しながら、ロンドン、パリ、そしてNYへと渡る物語。
はぁ~~っ・・・・・・白馬の王子様ならぬ、白馬のジプシーなジョニー・デップ!
今から数年前・・・公開当時観に行くつもりが・・・今の今更見る事になったコチラの映画。
序盤、主人公の少女が故郷のロシアからイギリスへ渡るところは、セリフらしいセリフがない事もあいまって、リアルな感じがしてしまいました。
ナニゲ、泣き虫な頃の“卓球の愛ちゃん”に似た主人公フィゲレが可愛くて可愛くて・・・だから余計、小さいながらもあの様な運命を辿ってしまうのが、悲しくもなり、とても目を引く序盤でした。
イギリスでスージーと名前を変えられ、辛い日々を過ごし、父親を探す為にパリに移るんですが、成長したスージー
(クリスティーナ・リッチ)が、ローラ(ケイト・ブランシェット)という友達に出会い、そして、チェーザー(ジョニー・デップ)と恋に落ちて、暫くパリでの生活を綴っているので、
お父さん探しは無くなっちゃったのかしら?
とも思ったけれど、色々あって(こんな言葉で済ませるのもなぁ・・・)、パリからNYへ渡り、父親探しクライマックス!で涙ダーッ!!
ダメですね。淡々としたシーンだったけど、こういうのを見ちゃうと涙出ちゃいますよ・・・。
穏やかな2人の顔がいい感じでした。。。
そうそう・・・スージーとチェーザー、
2人とも寡黙なタイプで、言葉少なく、段々と接近して愛し合うようになるんですが、
2人の「言わずとも目で語り、理解する」ような関係って、、、あぁ、スゴイなぁ・・・と思っちゃいます。
(私は言葉など形にしてもらわないと、全然分からないタイプなので・・・すぐギャーギャー言っちゃう方なんですが、こんな関係にとてもトキメキを覚えてしまいます。)
感情をあまり表に出さないチェーザーが涙するシーンは、キュンとしてしまいました。
それから、ローラの鮮やかに赤い唇が忘れられません・・・ちょっと目に残っちゃうんです。
あの真っ赤っ赤が!
ケイト・ブランシェット・・・キレイなお方なんだけど、劇中では唇ばっかり見ちゃって全然だったけれど、特典のインタビューの彼女は素敵デシタ。
主人公のスージーって、強運の持ち主っていうか、何というか・・・強い女性ですね。
邦題に触発されてるワケでもないけれど、スージーの歌声(リーメンバー ミーと歌う所)が妙に耳に残ります。
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