『ピアニスト』をレンタル
原題 : La Pianiste / 131分 / 2001年
「ピアニスト」公式サイト
2001年・・・そんなに前の作品じゃないのかぁ。
(見るまでに結構時間がかかったような気がしたので)
当時、「題名から漂うイメージ」と「美青年」に釣られて
観に行こうかと思っていたんですが、内容を知って、行くのを止めてしまった作品でした。
レンタルも・・・待機させていたけど、手を付けるまで長い間放置しっぱなし。
忘れた頃にやってくる友達からの3度の「観た?」という催促に背中を押され、ようやっと見てみました。
気合を入れて(?)、日曜日の朝に観てしまったんですが、重い・・・朝観るには重すぎる内容でした。(観る前から朝観るモンじゃないと分かっちゃいたのだけど。。)
もー・・・何から言ったらいいの?!っていう感じですが、もぅこの作品については、主人公エリカの事ばかりに尽きます。
私はあのツヤも何もない疲れた顔を見てて、終始疲れてしまいました。
ピアノに全てを捧げて、母親からはいまだに束縛を受けて、今まで一度も恋愛経験のない40過ぎのピアノの教授。
そんな彼女に惚れてしまったのが、美青年のワルター。
恋愛経験のない彼女・・・彼の熱いアタックにどう対応していいか分からないのか、最初は避けるけれども、彼を受け入れて愛の物語が始まる・・・かと思ったら、トンでもないことをしでかすのだ!!
もぅ、怖い。おかしい。そして悲しい。
何がなんだか、もー・・・
音楽学院の教授という知性溢れる外見からはもう想像出来ないくらいの奇行っぷりを沢山見せてくれたりで、同性として、色々思ったりはしたけれど、ついていくことは出来ませんでした。
だけど、、、
ついていけなくても、何だか人間の奥深いものを何だか垣間見てしまった感があって、非常に衝撃的で忘れる事のできない作品になりました。
最初は爽やか青年のワルターも、見終わったら、その最初の“爽やかさ”も異常に思えたりして・・・。
見終わった後すぐは、もぅ何が何だかって感じで、暫くは肩にずっしりと何かが降りたような気分にもなりました。
イザベル・ユペールって、すごい女優さんだ・・・凄すぎる。
キレイな女優さんなんですけど、この作品中の彼女のツヤのなさとか、無表情っぷりが何ともまぁスゴイ。。。
エンドロール中、一切音楽が流れません・・・
これまたいまだかつてないパターンだったので、ビックリしてボリュームボタンを目一杯上げてしまいました。^^;
・・・語りたいけど、うまく語れない。^^;
もうちょっと日が経ったら、感想を書き直すかもしれません。
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