FOR LADIES BY LADIES-女性のエッセイ・アンソロジ-
読書好きなukiさんの感想を拝見し、
平野レミさん、小森のおばちゃまなどのエッセイが載っているということで、興味が湧いたので図書館経由で読んでみました。(表紙のイラストがかわいい所にも惹かれました。)
返却期限があるため・・・全部読むことが出来なかったんですよね。
目次を見て、この人だけは読んどこうと思った人のみになってしまいました。
一番印象深かった人のエッセイは、音楽評論家であり作詞家でもある湯川れい子さん。
確か「キャリアウーマン」っていうタイトルだったと思います。
この人に関しては、漠然としたイメージしか無かったんですが、
結構キッパリ物を言うタイプの人だったことに少しビックリ。(笑)
(キッパリ風な文章を読んでいると、気分的にスッキリというか読んでて気持ちいいです)
独身女性の心がまえ的な事を書かれてたので、個人的には一番目を引いた内容だったなぁ・・・。
それから、
水森亜土さんの対談(吉行淳之介さんとの)は、すごく可愛かった。
ついつい「ちゃん」付けしてしまうんですが、亜土ちゃんって年齢不詳なところがあるけれど、何だかいつまでたっても「可愛い」と思われるところはスゴク見習いたいなぁ・・・。
ukiさんも目を引いた小森のおばちゃま。
温和でお嬢様風なイメージのおばちゃまですが、子供の頃の家庭状況が・・・予想外だったので驚きました。
あの文中に何度も繰り返したあの文言がおばちゃまのイメージになかったので、少し(少しだけ)怖かった。
でも、あんな強くて固い思いが爆発したからこそ、その後のおばちゃまがあったのでしょうね。。
最初の方に、
全執筆者の方々のお若い頃の写真が載せられているんですが、皆さん・・・おキレイ。
「えっ、若い頃のこの人って、こんなキレイだったの?」と思える人もいたりして。
エッセイを読んで「こういう女であるのもいい」と思ったり、
写真を見て「あぁ、私も良い年の取り方をしたいわぁ」と思ったりと、
色々と楽しめる文庫本となってました。
返却して今は手元にない状態ですが、借りるチャンスがあったら
次こそは完読したいです。
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コメント
ajuさん、アロハー!
つたない私の感想を取り上げてくださってありがとうございます(#^.^#)
私のBlog?アレンジのしすぎで該当記事のリンク、
出てきませんよね(^。^;;
記事のURL、今更ですが載せておきます。
http://mintmint.jugem.jp/?eid=557
さて、湯川れい子さんは、私の中では
あのビートルズに取材した女性ってイメージが強烈なんですが、
それだけ名を残す偉業をした人、
しかもあの時代に・・って思うとキッパリものをいって、
自分の場所を確保されてきたんだろうなあ・・
と想像しました。
この湯川れい子さんも、そして小森のおばちゃまも、
とにかくこの本に登場する女性の自分って物を持った
確固たる意志にすごく共感しました。
一見かわいい亜土ちゃんの万年可愛さも
いつまでもあの独特のスタイルを貫くのは
相当な意志が必要だろうし・・
ajuさんの記事を読んでいたら、
もう一度じっくり読み返したくなって本当にむずむずです~!
投稿: uki | 2005年11月16日 (水) 07:15
>ukiさん
ukiさん、アロハー!ですっ。
アロハーといえば、ukiさん。
ukiさんとくれば、アロハー!
この挨拶はもう定例化してしまってもいいですよね?(笑)
該当記事のurl、あったんですかっっ!!
私が勉強不足デシタ・・・アドバイスありがとうございます。<(_ _)>
>とにかくこの本に登場する女性の自分って物を持った
>確固たる意志にすごく共感しました。
そぅそぅ・・・そうですよね。
みんな自分というものをキチンと持ってますよね。
私はまだまだ未熟者ゆえ、共感というより「彼女達のようにありたい&見習いたい」と強く思いました。
ワタシ的には、ukiさんも見習いたい女性になってるんですけど。(笑)
(文字上だけのお付き合いだけど、そこから何となく滲んでくるものってありますよね。)
ちょっと恥ずかしい事を言ってしまったカモ。
あぁ、ukiさんの「野ブタ。」記事を読んで以降、土曜日がますます待ち遠しくなっちゃいましたよー・・・と別の話題を持ち出したりして。(笑)
投稿: aju | 2005年11月16日 (水) 20:44