『南極物語』をレンタル
1983年 作品 - 143分
監督 : 蔵原惟繕
出演 : 高倉健 , 渡瀬恒彦 , 岡田英次 , 夏目雅子 , 荻野目慶子
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先日、ディズニー版『南極物語』の試写会に行った時、ムショーにオリジナル版が観たくなり、借りてきました。
同時期TV放送されていて、勿体ないことしたかも。(笑)
でも、CMナシで一気に見れるからいいや・・・と少し思い直して、いざ鑑賞を。
子供の頃に観た時の印象に間違いはなかった。。
やっぱり、こちらの方が好きです。
ディズニー版、アチラはアチラで・・・それなりですが、やっぱり“重み”が違う。
ナレーションが良かったのかな。犬たちも全くおちゃらけてなくて、ホント、重みが違ってました。(1日で2回・・・日曜の早朝と午前中に繰り返し見ちゃいました!)
あのラスト。
潮田さん(高倉健)がタロとジロを確認して、声を出した時。
グルル・・・と警戒心から出た泣き声(野生化していたせい?)から一変して、潮田さん達に掛け寄るタロとジロ。
泣いちゃったってば、私。
それにしても高倉健・・・健さんは今も昔もそんな変わらない。
渡瀬恒彦なんて声があからさま若かったり、他にも佐藤浩一とか中丸さんとか、みーんな若いのに・・・健さんってば、何かスゴイかも。
このオリジナルを何十年ぶりに見て、子供の時よりも色々感じ入って見れたように思えます。
色々感じ入っても、それに集中とまではいかず、どうしても邪念というべきか、ディズニー版と色々見比べてしまいました。
オリジナル好きとしては。
1つは、犬に接する態度。
ディズニー版の主人公は、おりこう犬マヤちゃんにメロメロ状態(セリフ「オォー、マヤ。僕のマヤ~」が印象的)で甘あまだけど、越智さん(渡瀬恒彦)を見てると、ポカポカ頭を叩きすぎな気もしないでもないが、こちらの普通だよね・・・なんて思ったり。
あと、妙に気になったオーロラのシーン。
ディズニーではオーロラを見て踊る犬がいたけれど、こちらのオリジナルではジャックという犬が恐怖で狂い走り・・・後々発見される所では何とも言えない気分になりましたが、やっぱりリメイク版とオリジナルの差は「大きい」と強く思った。
あぁ・・・何だか純粋にオリジナル版の感想を言いたかったけれど、どうしても見比べちゃってダメです。
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コメント
こんにちわ。
なかなか興味深い比較です。
こうしてオリジナル版との違いを読ませていただいて想像しますと、
オリジナルの南極物語は、甘さのない厳しい状況設定があったからこその感動だったんでしょうかね。
やっぱ、ディズニーはディズニーかぁ。
投稿: shi-ba | 2006年3月21日 (火) 09:21
>shi-baさん
こんばんは。
なんだか比べちゃいけない気もするけど、どうしても比べちゃうんですよ。^^;
オリジナルを知らなかったら、「これはこれ」で済んだ筈なんですけど。ディズニーはディズニーで良い点と思われる所もあるし・・・
状況設定がですね、ホント違ってました。
緊迫感がない・・・台詞がナニゲに軽い・・・
ディズニー版もTV放映される日が来ると思いますんで、そのときは見比べてみて下され。(その時は是非ブログで感想をよろしくです。)
投稿: aju | 2006年3月26日 (日) 22:55