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2006年4月 2日 (日)

『メゾン・ド・ヒミコ』をレンタル

メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)

監督 : 犬童一心
出演 : オダギリ ジョー , 柴咲コウ , 田中泯 , 西島秀俊
2005年 / 131分

感想を残すまでかなり日が開いてしまい、細かい所は少し忘れつつあるんですが・・・観た直後、「あぁ・・・観に行っとけば良かったなぁ」と思えた程、ヨカッタと思える作品でした。
笑わせてもらったし、温かい気持ちにもさせてくれた。

ゲイの為の老人ホーム“メゾン・ド・ヒミコ”の住人ルビィさん。
ズケズケと歯に衣着せぬ物言いのルビィさん・・・もぅ可笑しくて可笑しくて、何度も笑ってしまった。(笑)
こういうのを見ていると、何だかストレス発散をしているような気分になる。

山崎さんっていう名前だったかな・・・スーツ下のシャツにお花の刺繍を入れるとても気の優しい人。
「外見がこんなだから、こんなドレスは生きてるうちには着れない」
などと言う山崎さんに、
「女だからって、どんなものも着れるとは限らない」
と言うサオリ。
山崎さんはお手製のステキなドレスを着て、サオリは以前似合わないと言われたバニーガールの衣装を着てファッションショー(コスプレショー?)をする。見ていて楽しかった!


それから・・・田中泯さん。
何だかこのお方は、やっぱり気になる存在。(いつも存在感アリアリなんですもん)

それからそれから・・オダギリジョー。
作品によって良かったと思えたり、そうではなかったり・・・と、毎回印象がころころ変わってしまうんですが、今回の春彦役は、何だかヨカッタです。
お金持ちの老人(高橋昌也)が「美しい人」と表現していた所は何だか艶かしくてドッキリしてしまったり。(笑)


130分で、時間的には長い時間帯だけれども、
あまり時間を感じさせず、ずっと夢中になって見ていたような気もします。
どの出演者もとても魅力的だったのが、長いと感じさせない理由の一番だったような。
時間を感じさせず、楽しく、時にはちょっと切なく、そして温かい気持ちにさせてくれて満足な1本でした。




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コメント

あの元ホテルの老人ホーム!素敵でしたね。
お部屋もカラフルだったり、おしゃれだったりで、
すご〜く楽しそうでした。
そうそう!田中泯さん!なんか存在感がすごい!!
さすがに伝説の人って感じでしたね。

投稿: ルナ | 2006年4月 4日 (火) 00:42

ルナさん、コメントありがとうございます~
そうそう・・・お部屋がそれぞれ素敵でしたよね。(私はヒミコの部屋が好き!)
楽しそうな雰囲気のメゾン・ド・ヒミコのお食事会を見ていて、私もお邪魔したいな・・・なんて思ったりもしましたよ!
美味しそうなものがいっぱいあったし!(笑)

投稿: aju | 2006年4月 4日 (火) 22:58

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» メゾン・ド・ヒミコ [ルナのシネマ缶]
なんとなく不思議な世界なんだけど、 悪くない! 映像もきれいだったし、 思っていたより楽しめました。 ストーリーは、ゲイの老後って テーマだから、結構つらいトコも 汚い年寄りのゲイも出て来るんだけどね〜。 なんかね、全体を通して美しい映画だったような気がします。 (これ以下、ネタバレが含まれます) ある日父親(田中泯)が、ゲイであると告白し、家をでてしまう。 その後、卑弥呼というゲイバーの伝説的なママになるのですが、 残された母と娘・沙織(柴咲コウ)は、貧しい暮らしをして、... [続きを読む]

受信: 2006年4月 4日 (火) 00:33

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