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2006年6月 3日 (土)

『間宮兄弟』を読む

間宮兄弟
『間宮兄弟』 江國 香織 著


「映画・間宮兄弟のロケが立石でやっていたらしいので、観てみたいなぁ」
と会社の先輩と話してるうちに、その原作本を貸してくれることになりました。

作者の江國香織さんの本は、『冷静と情熱のあいだ Rosso』を読んで以来です。
この時もそうでしたが、私はこの江國さんの本とは相性悪いかも?と思えるくらい大した感想を持たず・・・同様、この『間宮兄弟』も最初は読む意欲がナカナカ沸かなかったです。

が、

映画に出演している俳優さんを思い浮かべながら読んだり、
本の中の商店街の様子を、あの立石の商店街と重ねながら読んでいたりすると、段々面白くなってきたのでした。

それから読み進めるペースが早くなり、あの雰囲気にもハマり始めたりもして。
兄弟の住まいや聴いている音楽や映画などが事細かく表現されていて、知ってる曲や映画があると、ますます興味がわくというか、その世界にハマっていく自分がいました。

あの間宮兄弟については、ちょっと理解しにくい所もあったりするけれど、兄弟の会話やちょっとした出来事の様子を垣間見てると、とても“愛すべき兄弟”に思えてきてしまう。

そんな“愛すべき兄弟”とまで思ったが、
人妻に、無意識ながらもストーカーまがいな事をした間宮・弟には、かなり心配をしてしまった。
反面、それまで淡々と劇的に大きな変化がなかったので、まさかのまさか、私は弟が逆転満塁ホームランで人妻とくっつくかも?なんて思ったりもした。(私の思惑は当然ながらハズレ。)
その後に弟の恋が終わり、その報告を聞いた夕美ちゃんが弟を抱きしめた所は、少しホロリとさせてくれたりも・・・。

劇的に大きな変化はなかったけれど、あの雰囲気の良さはとても心地良かった。
映画でもその心地良さは感じられるのかなぁ。
観に行きたいけれど、劇場に限りがあるのでちょっとムリ目・・・レンタル開始されたら、その時は必ず観たいです。




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コメント

ajuさん、読まれたんですねー。
ロケ地が身近なところだったんですか?
なにかそれだけでもわくわくしますね。
同じく、江國香織さんの本とは
相性の悪い私ですので、まず図書館で予約してみます。
(いまは、人気でなかなか回ってこないかなあ・・)
あ、「冷静と・・」私も読みましたよー
辻仁成さんのと両方とも。
あの本は、わりとすんなり受け入れられました。
私、辻仁成さんも実は苦手なんですが・・^_^;

でも、食わず嫌いはいけないですね。
何事も挑戦ですねー。
私も結局、この映画にもいけそうにないのですが、
なんか観てみたいんですよねぇ。

投稿: うきこ | 2006年6月 5日 (月) 23:08

うきこさん、アロハ~
そうなんですよー、間宮のロケは馴染みの場所も含まれてたので映画が観たくなり・・・それがきっかけで原作を読んだ次第デス。
その風景や出演者の顔を想像しながら読んだので、相性悪い作家さんでも楽しく読めました。

間宮に出演しているドランクドラゴンの塚地って、私にとっての「イン・ザ・プール」の伊良部先生像だったんですけど、間宮・弟役も似合ってる!と思ってしまいましたよ。(まだ映画も観ていないのに・・・(笑))

食わず嫌い本、私もいっぱいあります。^^;
「冷静と情熱」の青本もそうでした。
当時好きだった人(付き合うまでは至らず)からの勧めであっても、どうにもこうにも熱が入ら
なかった本だったなぁ。
読む時期・状態によっても、本の印象ってスゴク変わるんですよね。今読むと、印象変わるか
も?(笑)

投稿: aju | 2006年6月 6日 (火) 20:39

伊良部先生=塚地!
本当ですねー。ajuさん、名キャスティング!
そう思うと、なにかキモ可愛いかも?
映画化される小説って
先に映画化が決定してから、読むと、
その俳優さんのイメージで読み進められるので、
すんなり読めますよね。

投稿: うきこ | 2006年6月 7日 (水) 08:47

うきこさんから同意を得られてホッとしました!
塚地=先生って、自分だけかなぁと思ってたので。(笑)

俳優さんなどをイメージして本を読んだことがなかったので、そういう読み方をするのも楽しいもんですね。
うきこさんも予約が回ってきたら、塚地や佐々木さんのことを頭に浮かべながら間宮ワールドを楽しんで下され。(^^)

投稿: aju | 2006年6月 7日 (水) 20:45

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