『ある子供』をレンタル
原題 : L'Enfant/The CHILD / 2005年 / 91分
監督 : ジャン=ピエール・ダルデンヌ , リュック・ダルデンヌ
出演 : ジェレミー・レニエ , デボラ・フランソワ , ジェレミー・スガール , ファブリツィオ・ロンジョーネ
予告か番宣かで見た“彼女の気絶っぷり”が実に印象的だったので、劇場まで足を運ぼうかと思ったままレンタル待ちとなってしまい・・・・・・観るのを楽しみにしてました。
働かずに引ったくりをしてその日暮らしをしているブリュノは彼女のソニアとの間に授かった赤ちゃんを売ってしまう。(あっけらかんとブリュノの口からそれを聞いて、ソニアは気絶しちゃうのでした)
自分の子供をお金に変えちゃうなんて。
売ってしまった後のブリュノの様子は、
父親の自覚どうのというより、人としてどうなんでしょう?って思える程ヒドイ。どうしようもなくって、見ててイライラしちゃう。
勿論彼女には愛想をつかされてしまうし、自分の子分を見捨てたりと、ますますダメダメ度が増してくばかり。
でも、最後に彼は変わるんですね。
それまでの彼ではありえない行動をします。
そして彼の涙を観た時、なんとも言えぬ気持ちになりました。後悔をただ悟った涙ではないこと、そう思うとちょっと優しい気持ちにもなりました。。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント