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2006年9月

2006年9月30日 (土)

NHKドラマ『純情きらり』終わる

毎日見てはいなかったけれど、前回の『風のハルカ』同様、先が気になるドラマだった『純情きらり』が終わりました。
(土曜日オンリーで、後はTVガイド系であらすじを仕入れる&家族から進行状況を確認する程度なんですが、楽しみにしてたドラマでした。)


NHK朝ドラを全制覇してるワケではないのでよく分からないけれど、ここの枠で主人公がああいう感じで終わるのって滅多にないのでは?と思ってしまいました。


そのせいか、何だか最後は物足りない・・・
あぁなってしまうなら、こういう感じで終わってしまうのは仕方ないかぁ。


最後に少しだけでも見れてヨカッタ!キヨシ。
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2006年9月28日 (木)

『イルマーレ』を観る

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すごく観たい!という訳ではなかったんですが、
「時空を超えたファンタジーな恋愛モノ」というコチラの作品。
面白そうなので観てみました。
公開されたばかりとはいえど平日の昼間なので、落ち着いて見れるだろうし・・・。
それから、キアヌとサンドラのカップリングも興味ソソられましたし・・・。


韓国映画のリメイクとのことですが、オリジナルを観たことがないので結末も知らず。
一足先に試写会鑑賞した知人によると「あの終わり方は何なんだ!」と、少々憤慨?してました。


私もそんな風に憤慨しちゃうのかしら・・・と思いながら観初めましたが、いやいや・・・すっかりノッケからハマってしまい、序盤の事故シーンを見てから勝手に結末を決め付けてしまった為、遠距離恋愛のようであって少し違う2人の切ないやり取りを見ていて、ずっとウルウルしてしまいましたよ。(笑)


そんな私の中の想像・・・"it's too late"とは違う結末となって、肩透かし食らっちゃいましたが、これはこれでいいのです!
(そうそう・・・いい頃合にキャロル・キングのit's too lateが流れたなぁ。もう一回聴きたくなっちゃった。)


矛盾して頭がこんがらがる終わり方でも、
ハッピーでもアンハッピーでもどういう結末になっちゃっても、どうでもいいのです。(ちと、暴言かな)


それまでの2人の交流が何だかステキすぎたので、それにやられ過ぎちゃった!!
2006年と2004年の別々の時にいながら、犬やあの湖の家を通して、時を超え、愛を育んじゃう所が・・・もぅタマランです。


最初のデートというべきか・・・シカゴ市内の建物探訪散歩が個人的にお気に入りデス。
2006年と2004年の同じ場所を歩く・・・が、はた目は一人歩き。
「あなたが傍にいたらいいのに」と思った彼女の目の前にあったのは、壁に書かれたメッセージ。
「一人じゃない。一緒だよ。(ウル覚え)」という彼からのメッセージに、もーもぅもぅ、私はウルってしまってダメでした!


文通でのやり取り、時を超えた彼や彼女からのプレゼント、そしてすごく切なくなったのが彼が(何も知らない2年前の)彼女と遭遇する所。本当にせつなかったなぁ・・・


知人が憤慨したと思われるラストシーン。
その時のサンドラが着ていた赤いコートを見て、私も赤いコートが欲しくなっちゃった。


もうちょっと秋らしくなった頃に観るのもヨシな、ステキな恋愛映画でした。

この後、ずっと見逃していたパイレーツ・オブ・カリビアンを観るつもりだったんですが、ウルウルしすぎて目が疲れてしまった為、ハシゴすることなく帰りました。(笑)


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原題 : The Lake House
監督 : アレハンドロ・アグレスティ
出演 : キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック 

上映時間 : 98分
公式サイト : http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/
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2006年9月27日 (水)

『道』をレンタル

道

原題 : La Strada / 104分 / 1954年
監督 : フェデリコ・フェリーニ
出演 : ジュリエッタ・マシーナ , アンソニー・クイン , リチャード・ベイスハート


**


名作系。
これ、ずっと観たいと思ってた作品だったのです。
今更ながら(最後まで)見てみました。


初めてこの作品を知ったのは、小~中学生くらいの時。
日曜の午後、NHKで放送されていたのを目にしたのでした。
その時は用があったのか最後まで見る事なく、のちのち観なかった所~結末までの流れを聞いた時はスゴク衝撃を受けたんですよね。。


それ以来、荒くれ者のザンパノと妻のジェルソミーナを時々思い出しちゃうこともしばしば・・・。


今回(といっても8月に見たのですが)、
初めて最後まで見ても、やはり衝撃度は変わらなかったです。
年月を経て、少し見方が大人にはなりましたが。(笑)


それにしても、ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)の仕草とか表情が可愛い。
すごく可愛い。
美人ではないけれど、妙に魅力のある女優さんだなぁ。

この作品については、色々語りたいこともあるけれど・・・何だかうまく語れないような気がするのでヤメときます。^^;

同じくフェリーニ監督&ジュリエッタ・マシーナ主演の『カリビアの夜』という作品も見ようと思って、待機させているんですが・・・・・今年中に観ておきたいです。




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2006年9月21日 (木)

『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』を観る

Okutan

(先月観たレンタル作品の感想も滞ってますが・・)とっても久しぶりに映画を観ました。

経過観察中3年目の病気が再発か?という疑いがあったので、ここ2週間ほどモヤモヤしていました。
が、今日、問題ナシというお言葉を頂き、すっかり気分が晴々。
入院やら手術やらを考えて、仕事の整理をしていたここ数日を考えると精神的にかなり追い込まれた感があったので、その反動か、物欲や食欲が沸いてきました。
それに映画も久々に観たいなぁ・・・と思いまして、この作品を観て来ました。


気になってたんですよねぇ、コレ!
あからさまなタイトルで分かる通り、アガサ・クリスティー原作の映画化作品。
とはいうものの、私は女優さん目当てです。
『女はみんな生きている』でいいなぁと思った女優さん(カトリーヌ・フロ)が主演と知り、チェック入れてたのです。


観ているのは1作品しかなく、その1作品のイメージしかありませんが、この人の顔とか表情とか・・・何だか好きなんですよね。
本作でも私の持ってる彼女のイメージが損なわれることなく、好奇心旺盛で飄々としている様がハマってて、「やっぱりこの人、好きだなぁ」と思いましたよ。


ちょいと女優さんウォッチングを目的で観たので、内容の予習(あらすじチェック)はしておらず・・・そのせいか、ちょっと内容を把握しずらかったです。
お疲れのせいか、目が半開き状態で無理矢理観ていたりもして。
クリスティー作品の数作品をかつては熱心に読んでいた時もあったのに・・・^^;
目が半開きとはいえ、
フランスの田舎町の風景や、あの絵になった“家”の並木道など、映像は楽しめました。
そう、鍵となったあの“家”の風景は、家の中からの並木道を見る方が断然ステキでした。


監督さんがコメディ映画で有名なお人らしく、笑わせてくれる所もあったりして・・・フランス語はさっぱり分からないけど、ボケたふりをする叔母さんの口調(空気の抜けるような音)が私のツボでした。


観ながら「どっかで見たなぁ」と思った夫役の軍人さん(アンドレ・デュソリエ)って、『アメリ』や『ピエロの赤い鼻』のあの人だったんですねぇ・・・見終わって知って、今更へぇ~な気分。


半開き状態だったとはいえ、何だかんだ久々の映画は楽しかった!


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原作:アガサ・クリスティー 『親指のうずき』
監督:パスカル・トマ
出演:カトリーヌ・フロ, アンドレ・デュソリエ, ジュヌビエーブ・ビュジョルド, バレリー・カプリスキ
上映時間:105分

公式HP → http://www.okutan.jp/
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2006年9月12日 (火)

帰り道のキオスクで

犬丸りんさんの訃報を知り、ショックを受けました。

「おじゃる丸」原案者が自殺=犬丸りんさん、「仕事できない」と遺書 (時事通信) - 9月11日14時0分 

おじゃる丸も好きだし、
エッセイも好きで何冊かの本を忘れた頃に何度も読み返してお気に入りだった。

思いもよらない残念な知らせにショックを受けてます。





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2006年9月 7日 (木)

『ヴェニスの商人』をレンタル

ヴェニスの商人
原題 : THE MERCHANT OF VENICE / 130分 / 2004年
監督 : マイケル・ラドフォード
出演 : アル・パチーノ , ジェレミー・アイアンズ , ジョセフ・ファインズ , ズレイカ・ロビンソン


劇場予告でドキドキしたシーン(心臓えぐっちゃうの?みたいな)があって怖かったので、レンタル待ちを決め込みました。
この『ヴェニスの商人』については本自体を読んだ事が無いし、あらすじもよく知らなかったりしたので、劇場予告で変にドキドキしてしまったけれど、そんなドキドキは取越し苦労みたいなモノだったようでした・・・^^;

こうやって感想を残すのに、見てから1ヶ月位空いてしまったので、事細かいことまでは記憶に残っていないかもしれませんが、映像や衣装などは素晴らしく、良い目の保養になったような記憶が・・・。
(DVD盤面のデザインもステキだったし、今年2月くらいに見た劇場用パンフレットも個人的には豪華っぽく思ったので、作品以外の面でも満足できるかも。)

ストーリーは何だか皮肉&悲劇チック。
悪役であろう“ヴェニスの商人シャイロック”にどうしても同情してしまいます。
原作自体を知らないので、(調べもせずに)よく分かりませんが、元はヴェニスの商人をやっつけてめでたし・・・っていうノリのものかもしれないけれど、娘に捨てられ、貸したお金も戻らない上に財産没収されるシャイロックが悲しい。

個人的な偏見ですけど、『スターリングラード』を見て以来ジョセフ・ファインズが苦手な私。(いや、強烈に悪い役だったわけではないけれど・・・)
この作品では好青年風?な役柄で登場していても、なんだか・・・ダメ。色メガネで見てしまった。
役名は忘れてしまったけど、ジョセフ・ファインズとジェレミー・アイアンズの微妙な関係が余計に色メガネ度を強くさせたりして・・・。^^;;;






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