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2007年1月28日 (日)

『ホテル・ルワンダ』

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション

原題 : HOTEL RWANDA / 122分 / 2004年
製作 : ハル・サドフ , ダンカン・リード , テリー・ジョージ
脚本 : テリー・ジョージ
監督 : テリー・ジョージ
出演 : ドン・チードル , ソフィー・オコネドー , ホアキン・フェニックス , ニック・ノルティ


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去年のうちに観ておきたかったのですが、ようやっと観れました。

ルワンダの大虐殺・・・道端にゴロゴロと倒れている死体や狂ったように襲いかかる人々など衝撃的な映像もあり、ツチ族とフツ族の歴史やこうなったいきさつを知っても衝撃を受けましたが、私にとって一番衝撃的だったのは、取材カメラマン(ホアキン・フェニックス)のセリフでした。

「虐殺の様子を映した映像を見れば、世界の人々も動いてくれる」と言うポール(ドン・チードル)に対して、

世界の人々はその残虐な映像を見て、「怖いね」と言うだけでディナーを続ける

と返した所。
現実が突きつけられる。ズッシリと重く、そして自分自身もビクリとしたセリフでした。
約十年前の出来事でしたが、私は何ひとつ知らなかったから。(もしかしたら、耳にしていても右から左ですぐ忘れてしまっていたかもしれないし。)

同じくカメラマンのセリフの「恥ずかしい・・・」と言うところも、観ている私も同調してその様子を見てしまいました。自分自身にヒシヒシと何か身につまされるような物を感じたというか。
(国連軍の撤退と共に、外国人も全員退去。ホテルにあふれた沢山の難民を残して・・・のシーン)

その2つのセリフがあって以降、固まったように動けず、丑三つ時に一気に観てしまいました。
この作品はきっと、時々ふと思い出してしまうことでしょう。。(忘れられない)

こういった映画を観て知ることや思うことって、とても大事なことだと思うんですが、進んで何作も観る事ができません。結構、映像とか感情とかを引きずっちゃうんですよね・・・
(硫黄島も観たいんですけど・・・)





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コメント

ajuさん、この映画良かったですね。
私もまったくajuさんと同感です。
あのセリフも衝撃的でした。
平和のために手を差し伸べようとするひとたちも、
結局のところ不公平だったり、諦めていたりで、
本当にひどいはなしでした。


今度、同じ題材を扱った「ルワンダの涙」というのが
上映されるそうなので、それもまた観に行ってみようかなと
思っています。
こういう機会がなければ知らなかったかもしれない
平和ボケした私。
せめて映画で真実を垣間見ることが出来たら・・
と思っています。
ただ、わたしは「ホテル・ルワンダ」をみて、しばらくたっているので
そう思えるのかもしれません・・。
観終わったばかりのajuさんは、お腹いっぱいで
「ルワンダの涙」まではちょっと・・というお気持ちでしょうが・・・

TBもさせていただきますね。

投稿: うきこ | 2007年1月29日 (月) 16:04

うきこさん、
コメント&TBありがとうございます!
(うきこさんの感想ももう一度見たいと思ってたので、TB助かります!)

ズッシリ身につまされるようなセリフには、うきこさんもグサッときたんですね・・・。
不公平でひどい話でしたが、
世界に見放されて、電話で個々に助けを求める所も印象深かったです。(支配人が「心を掴むんだ」と言った所とか)

色んな人のセリフが一つ一つどれもキーワード的響きがあって、終わりまで緊張しながら字幕を追いましたよ。


「ルワンダの涙」の名は聞いた事があったので、この「ホテル・ルワンダ」を去年のうちに見ておきたかったんですよね。
私も近々・・・とはハッキリ言えないけれど、いつかは見たいと思ってる作品です。
どちらにしろ、うきこさんの後になるのは間違いないので、うきこさんの感想を楽しみにしてますね。

投稿: aju | 2007年1月30日 (火) 22:24

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読売新聞(夕刊) 2006年(平成18年)11月29日(4面) 「トイレに身隠し 恐怖と飢え体重20キロ代 ルワンダ大虐殺 肉親失った女性来日」 ? 11月29日夕、港区の慶應義塾大学で、ルワンダ生まれのイマキュレー・イリバギザさん(36)(米ニューヨーク州在住)が、講演... [続きを読む]

受信: 2007年1月29日 (月) 14:37

» ホテル・ルワンダ [book&cinema]
公式HP→★ 事実に基づいた衝撃的な内容にもかかわらず、 日本では受けないであろうという予想もあり 興行成績が見込めない映画という観点からか、 国内配給会社の買い手が付かず、 危うくお蔵入りになりかけていたこの映画。 『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会のお陰で 私も今日、観ることができました。 本当に観に行ってよかった。 誘ってくださった ? kahroさん、ありがとう。 kahroさんも、是非! (ただし、以下のネタバレを先に見ないように!) どうし... [続きを読む]

受信: 2007年1月29日 (月) 16:03

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