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2007年2月16日 (金)

『モーツァルトとクジラ』を観る

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”知的障害のない自閉症”といわれるアスペルガー症候群。
特定の分野では秀でた才能を発揮するが、対人関係や理論的な思考に不具合が生ずる発達障害の一種だそうで、私はこの映画で初めてその名前を知りました。
「モーツァルトとクジラ」は、そんな障害を持つ男女のラブ・ストーリー。
可愛いタイトルですよね。その意味は・・・作品を観れば分かります。

数字を見ると他のことが頭に入らなくなるドナルドと、
他人の言うことをありのままに解釈する芸術的なセンスに優れているイザベルは、同じ障害を持つ仲間が集うサークルで出会い、恋に落ち、同棲生活を始める。

この恋に落ちる様子と同姓を始めるまでの2人の様子が、観ていて何だか癒されるというか、ステキだった。
「会話」がいい。
障害を持ってる人の会話だから・・・っていうことではなく、この2人が交わす会話は勿論、ドナルドと仲間達の会話(特にグレゴリーとの会話)が面白いと思ったり、癒された時もあったし、何だかその様子を見ているのが心地良かった。
(きっと、そんなことを思う人って少ないかもしれないけど・・・・特筆すべきっていう所でもないし)

話は、障害を抱えながらも普通に振舞いたいと思うドナルドとそれに激しく反発するイザベルの衝突があるものの、彼らなりに幸せを掴んでいくように終わっているので、観ている方はちょっぴり「やれやれ・・・」的に思ってしまうかも。(笑)
とか言いつつ、ラスト間際の秘密の場所でのドナルドのセリフには涙ジワリしてしまった!
今日見たてのホヤホヤなので、今も思い出すとちょっとジワリきちゃいます。(笑)

出演者的には全く惹かれなかったんですが、
純粋で不器用なドナルドを演じたジョシュ・ハートネットには初めてトキめいた。この役の彼はいい・・・。今まであまり好きではなかったんですが、見る目が少し変わりました。
相手役のラダ・ミッチェルの奔放っぷりがカワイかったし、配役的にも満足できる内容でした。


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原題:MOZART & THE WHALE
監督:ピーター・ネス
出演:ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル、ジョン・キャロル・リンチ、ゲイリー・コール
上映時間:94分

モーツァルトとクジラ 公式サイト
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因みに・・・この映画は、実話がベースになっています。
この映画のモデルとなったアスペルガー症候群の夫婦を描いた本がコチラ↓

モーツァルトとクジラ
ジェリー・ニューポート 八坂 ありさ
日本放送出版協会
売り上げランキング: 5923
おすすめ度の平均: 5.0
5 どこの夫婦にも言える夫婦生活の極意

・・・ちょっと読んでみたいなぁ。


【memo】
今日の劇場予告を見て興味そそられた作品
コリーヌ・セロー監督のサン・ジャックへの道
出演者に惹かれるパリ、ジュテーム(3/3~)




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