『ボンボン』を観る
“世界一ツイてないおじさんがある日、幸せを呼ぶ犬ボンボンと出会った”
ヨーロッパで大ヒットしたラテン版「わらしべ長者」といわれるこの作品。ほのぼのして癒されそうな感じだったので、観るのを楽しみにしてました!
ドゴという犬種のボンボンは、ただ見ているだけでも癒されてしまう。
動物と赤ん坊には勝てないとよく言われてますが、この作品も同じくボンボンの姿(や演技)に癒されてしまいます。
カワイイんだなぁ・・・、ボンボンが。
主人公ファンおじさんや他の出演者も俳優さんではなく、素人さんをスカウトして作られた作品だそうですが、素人さんには思えないくらい味わいがありました。
すごく人が良さそうな見た目のファンおじさんはナイスキャスティングかと・・・!
そんな出演陣と南米の見慣れぬ風景を流しながら、ゆったり進んでいくストーリー。
昔話の「わらしべ長者」のようにトントン進む劇的なサクセス・ストーリーという訳ではないですが、ほのぼのとした幸せを感じられるかと思います。
私は話の内容を楽しむというよりも、
ボンボンとファンおじさんとアルゼンチン・パタゴニアの風景・・・これがすごく絵になるんです。何枚もポストカードになりそうなシーンが多くって、視覚的にとても楽しめました。癒されましたよ。
【追記】
観る前のイメージとは違っていて、「これがラテン版わらしべ長者なのかぁ~」と思ってしまいました。
ドッグ・ショーに入賞したボンボンの運命は観ていて少し可哀想だなぁ・・・と思ったりも。
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監督:カルロス・ソリン
出演:フアン・ビジェガス、ワルテル・ドナード、グレゴリオ(ボンボン)
上映時間:97分
公式サイト
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コメント
これ観たいデス。
ボンボンってフレンチ・ブルドッグですかねぇ?
白い犬ってそれだけで絵になっちゃう・・・。
このところやたら社会派ドラマっぽい映画ばかり観ていたので、のんびり癒される映画が恋しいです。
投稿: siu | 2007年4月19日 (木) 21:53
公式サイトに飛んで、trailerを見てみました。
ん~絶対観たいこれ!(笑)
北海道上陸は7月のようです。
楽しみが先にあると、何だか頑張れそう^^
ご紹介ありがとうございました~★
投稿: Kahro | 2007年4月20日 (金) 19:51
>siuさん
こんばんは!ちょっぴりご無沙汰してしまいましたね。
湯たんぽの話とか食いつきたい話題(私、ペットボトル湯たんぽ派です!)があったものの・・・覗き見ばっかりしてました。^^;
ボンボンは、“ドゴ”という犬種でとても珍しい犬だそうですよ。(公式HPによると)
“白い犬”っていう所にも、劇中にちょっとしたエピソードがあって、白い粉でお化粧してしまう所とかあって、結構笑えました。
最近、私も重かったり小難しい映画は避けちゃってる傾向があります。疲れてると自然とそうなっちゃうみたい。もうちょっとしたら、ハードそうな映画(ザメッティってやつ)を観たい所です。
>kahroさん
カメラにハマってるKahroさんだったら多分、この映画に出てくる風景とか「撮りたい~」って思われるカモ。
話の筋的には(個人的には)ちょっと興ざめしちゃうんですけど・・・嫌いじゃぁないんです。ほのぼの感やなんてことない風景がステキなものに見えてしまう所がスゴク好き。
(これから観たいっていうKahroさんに「興ざめ」っていう表現使っちゃってゴメンなさい。作品を観られたら、通じるかと思います。)
早く7月になって、感想を聞きたいなぁ~。
投稿: aju | 2007年4月22日 (日) 00:47