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2008年1月15日 (火)

『中国の植物学者の娘たち』を観る

Botanist

昨日観てきました。

去年、『アレックスライダー』を観た時、この予告を目にしまして・・・(内容が内容だけに)結構インパクトある内容だったので、気になっていた作品でした。

ラストはさすがに挿入されてはいないけれど、この予告がほとんど全て見せてくれちゃってます。

職業柄なのか窮屈な考え方をする植物学者のお父さんと、その息子(兄)を見ていて、一昔前の男性の考え方に嫌悪感を抱いてしまった。
息子(兄)のDVっぷりは見るに耐えなかったし・・・この人の顔がホント憎たらしく思えた。(俳優さんには悪いけど)


後半アツアツな彼女達に押されて、(鳥のから揚げ?を外に食べに行く所など)お父さんの威厳が無くなってきてしまうあたりは、少し笑いながらも、お父さんに何故か同情してしまう。(最初は凄く細かいガンコ親父でストレス溜まってしまうくらいだったのだが。)
そして、別の展開を期待してしまった。
願い事がかなう“おまじない”として108羽の鳩を飛ばした時に祈ったようにはならないんですね。・・・ちょっとそうなるような向きには(少しだけ)なっていたのに。

お国柄、一昔前、同性愛に対する世間の目というものは、彼女達を「魔女」や「病気」と捉えるんです。そして、(私にとっては)思っても無かった結末が。。

この作品は、中国の昆林にある湖に浮かぶ小さな島が舞台となってますが、(内容が内容だけに)中国政府から撮影許可が下りなかったそうで、ベトナムで撮影されたそうです。
(因みに昆林とは架空の地名だそうです。)
その風景の数々が、とても・・・とても美しかった。

それだけを見るだけでも満足だったけれど、(内容が内容だけに)物語が重なると何とも言えない印象となってしまう。

同性愛を描いたものだし、男尊女卑的な考えが(今と比べて)とても強い時代のお話になっているので、年齢や性別、そして考え方によっても、人によってはすごく左右される作品であるので、万人にはおススメは出来ません。でも、個人的には「良かった」という単純な表現には当てはまらないんですが、それに近い感じで心にズッシリ来てしまった作品でした。

観るのを迷っていたけど、気持ち的には何ともいえない気持ちになるけれど、観に行ってよかった。

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原題:LES FILLES DU BOTANISTE
監督:ダイ・シージェ
出演:ミレーヌ・ジャンパノワ、リー・シャオラン、リン・トンフー、ワン・ウェイトン
上映時間:98分
2005 CAN FRA

中国の植物学者の娘たち 公式サイト
(予告編も見られます)
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