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2008年9月

2008年9月30日 (火)

『ララピポ』を読む

ララピポ (幻冬舎文庫 お 13-2)
ララピポ/奥田英朗著


少しずつ制覇しようと思っているので、またまた奥田さん作品の文庫本を買いました。

意味不明なタイトルに、6話構成の各タイトルは知っている曲名ばかり。
ちなみに一話目は"what a fool believes"
そして、オビには「映画化」の文字が・・・
来年正月明けくらいに公開予定とのこと。出演は成宮寛貴や村上知子だそうだ。

いつものようにテンポよく読めるんだろうな、とタカをくくって読み始めましたが、ちょっと今までと違う。

テンポよく読めますけど、何だかな・・・エッチ一色。且つ、ちょっと汚い。
私はおばさん主婦の“ごみ屋敷”に「うわーっ・・・」となってしまった。
結構驚くべきことがサラリと書かれてて、ブラック気味な所もあるような。

6話構成で、各話それぞれの主人公が繋がってる。繋ぎ方とか著者さんらしく面白さを感じたりもするけど、これまで読んだ中では下位の方に位置付いちゃうと思います。個人的には。
奥田さん作品じゃなかったら、「こりゃだめだ」という感じで途中で読むの止めてたかもしれません。
でも、最後までスラリと読み進められちゃう”奥田さんマジック”はこの作品でも働いています!!

1話目の小百合が6話目の主人公となって、詳しい素性がわかったりするのだが、彼女の副業には驚いた!

この内容をそっくりそのまま映画化ってことはなさそうな気がしますけど、映画はどんな感じに仕上がってるのか、ちょっと気にはなります。






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2008年9月28日 (日)

『ブラック・サイト』をレンタル

ブラックサイト

ダイアン・レイン主演でコリン・ハンクス共演のサスペンスということで、公開時に観に行こうと思ってた作品。
でも、内容がちょっと怖そうな印象を持ったので観に行くのを止めたんだったなぁ・・・。

やっぱりですね、ちょっと怖かった。
連続殺人の手段は、殺人中継サイト。
犯人に捕らえられた被害者がインターネット中継で全世界の人の目に晒され、その閲覧数が多ければ多いほど死への時間が早まる。SAWみたいに結構酷い描写もあって、早送りをしたりもしました。

映画館だと早送りできませんもんね・・・劇場行かなくてよかったかも。

犯人探しにはイライラして余計なツッコミ入れたくなりますが、犯人が恐ろしい感じでゾゾッとしてしまった。もっと生い立ち的に恐ろしい環境で育ったかのような怖い表情してたけど・・・。

ラストがちょっとカクッとする終わり方。あっさり風。

個人的にはドラマ『ロズウェル』以来のコリン君だったけど、あんな風に扱われる役とは・・・ちょっと壮絶でショック。


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監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス
収録時間:101分
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『ラ・マンチャの男』

ラ・マンチャの男


ちょっと前に友達から借りていたDVD。
うっかり借りっぱなしで観るのを忘れていた為、今週慌てて観ました。^^;;;

ドン・キホーテを今までよく知らなかったので、勿論内容も全然知らず。
なので、風車を敵と見て戦う姿に正直仰天してしまった私。
(ハズカシながら)前半部分は訳わからず状態。
これはコメディってことで友達がおススメしてたっけ?とアヤフヤ気分にもなりました。

後半にかけては結構シリアスになるし、やっとどんな作品かわかった。

ドン・キホーテは希望と信念の戦士なのだった。
強い信念を持った老騎士の姿。ラストの方はちょっと感動に近いものを感じた。

最初が全く飲み込めなかったので、最初からもう一度・・・とも思ったが、早く返さなきゃという気持ちが強かったので、返却。
また機会があったらもう一度しっかり見てみたい気がする。


結構頭に残ってるのは勇ましくドン・キホーテがパンチョと一緒に馬を駆けてる時の歌。
曲名、何ていうんだろう?


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監督:アーサー・ヒラー
出演:ピーター・オトゥールソフィア・ローレン、ジェームズ・ココ
収録時間:129分
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2008年9月22日 (月)

『崖の上のポニョ』を観る

崖の上のポニョ―宮崎駿監督作品 (ジス・イズ・アニメーション)

まだまだ上映されてるので、週末観てきました。(まだまだ混んでいた!)

人に言うと、すぐ笑われてしまったり、
仰天されちゃうのだけど、
今まで何パターンかのTV CMが流れましたが、どれ見ても涙腺緩んじゃう私。(宗助目がけて走っているだろうポニョの姿とか、宗助とポニョがゆったり船で流れて行きながら宗助が「僕が守ってあげる」などの短時間のCMなのに何故か涙出ちゃうのだ)

CMでだけではなく、本編を見ても同じだった。
何だかすごく純粋なポニョと宗助を見てるだけで、じんわりしてしまう。


あったかくて、純粋で、パワーがあって・・・そんな雰囲気を毎回感じさせてくれる宮崎アニメは大好きだ。

今回もそうでした。

人魚姫から話を膨らませたそうで、今回もあったかい&心が和んだ作品でした。


宗助のお母さんもステキ。
あんな良い子すぎる宗ちゃんのお母さん。肝っ玉が座っているいいお母さんだった。
何故なんだか、宗ちゃんは父と母を名前で呼ぶのね。クレヨンしんちゃんの様に。何か訳があるのかな?


背景などの色彩がやわらかくてきれい。
ほんわか度がさらに増すような感じでした。
海の中の様子もキレイな色合いで、ステキだったな。


もっと早くに観とけばよかった!





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2008年9月21日 (日)

Music from the Wine Lands - putumayo

Putumayo Presents: Music from the Wine Lands

去年末クリスマスCDを買った時に合わせて購入したもの。
最近封を開けて聴いてみました。

このCDのテーマはワイン。
フランス、イタリア、スペインからポルトガル、ギリシア、南ア、オーストラリア、チリ、などなど12カ国のワイン産出国から13曲のセレクト。
ジャージーな曲が目立つので、気のせいかもしれないけれど葡萄の収穫&ワインの仕込み時期の“秋”に聴くような雰囲気があります。

ここ数年はワインというとデザートワインしか飲んでません。(もっぱらビールがメイン)
これを聴いていると、美味しいチーズとワインを飲みながらこのCDを聴くのもイイかなぁ~なんて思います。


≪お気に入り≫
1. "Tita" Pauline Croze - France
5. "Look Left" Alison Brown - USA
11. "2raumwohnung" Liebe - Germany

特に11曲目が好きですね。ボサノヴァ風で。
ボーカルなしの5曲目もいい。

視聴できるので、気になった方は下記サイトで聴いてみてください。
プテュマヨ ジャパン / music from the wine lands






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2008年9月20日 (土)

『ウォンテッド』を観る

Wantedr_2Wantedb_2Wantedy_2

先行は観に行けなかったので、今日観に行きました。
楽しみにしていたウォンテッド。
アンジェリーナ・ジョリーに、(個人的)今年一番の注目株ジェームズ・マカヴォイが出演とあって、出演陣だけでも満足レベル。

内容もありえない事の連発で思わず笑ってしまうほど・・・R-15指定ですが、面白かったです。

彼女を寝取られたり、上司にいじめられる情けない会社員から、2ヶ月ほどで(激しい訓練だったけど)凄腕の殺し屋に変わっていく主人公を演じたジェームズさん。
「すみません、すみません」連発の気弱な姿から、一変。
凄腕になってからの銃サバキはカッコよかった!表情、全然違うんですもん。

今回もいい仕事してくれたよ、マカヴォイちゃん!と個人的には満足満足。

日本語吹替えはDAIGOがやってるそうですが、気弱部分の声が似合ってそうな気がするので、ちょっと聞いてみたいなー。

アンジー・・・ジョリ姐のフォックス役は強気強気でカッコいい。
しかも(当たり前だが)セクシー。
個人的に好きな役ですね。トゥーム・レーダーの次に好きかも。
あの最後の引き際の良さがますます役の魅力を際立たせてた。

しかしー、
何と言ってもアクションが「エーーーッ!!」と反応しちゃうくらいのありえないー!の連発

撃ち放つ弾丸は曲がる(又は曲がって戻る)とか、しゃがんだ主人公をうまい具合に車にのせて回収とか、車が体操選手みたいにクルクルッと回転して着地とか、色々!!(笑)

「1を倒して、1000を救う」というセリフがあったけど、1を倒す為に沢山の被害者が出てしまう、あれー?な派手派手アクション。

アクション以外にも面白い設定があって、
傷を癒すロウ(蝋)風呂とか・・・あれ、どうなってるんだろ?
冒頭に説明ありましたが、主人公たちの暗殺集団のルーツは1000年前の織物師集団が悪を裁く為に結成されたそうで、その暗殺ターゲットは“運命の織物機”というものが決めるそうで、何だか色んな物が登場して飽きさせない。プラス、あの派手派手アクションだし・・・。文句なし。

話が一転する所があって、その辺はちょっと主人公が哀しいけれど、全く飽きずに観れるアクション作品。
個人的にはおススメです。(出演者的にも!)


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監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:マーク・ミラー、 J・G・ジョーンズ
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン

上映時間:110分 R-15
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【追記】
今年ジェームズさんを観れる作品はこれで最後だと思う。
3作品のどれも私を魅了してくれてありがとう、マカヴォイちゃん!!



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2008年9月19日 (金)

デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ 6 (6) (ジェッツコミックス)デトロイト・メタル・シティ 5 (5) (ジェッツコミックス)
デトロイト・メタル・シティ 4 (4) (ジェッツコミックス)デトロイト・メタル・シティ 3 (3) (ジェッツコミックス)
デトロイト・メタル・シティ 2 (2) (ジェッツコミックス)デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)

土曜日にまとめ買いした。
1日約1冊のペースで今日5・6巻を読み終えました。(今日は休暇だったが何もすることがなかったので、また改めて1-6巻をまとめ読み。)

おかしい、笑える。

先も気になる・・・

でも、巻が進むにつれて、根岸くんがますます気持ち悪くなってくる(ように思う)!!
何だか気持ち悪過ぎ。
そのせいか、初めて読んだ時の勢いは無くなってしまったような。面白いには面白いに変わりはないんだけど・・。

初めから気持ち悪かった西田は逆に何だか面白かった。滅多にスポット当てられないので、アキバの太鼓合戦の話は面白かったなー。
西田(カミュ)、この人気持ち悪いんだけど、最初から結構好きなんです・・・。もっと単発エピソード出して欲しいな。

次巻(7巻)は来年発売だそうだけど、また迷い。
続けて購入すべきかすまいか・・・乙女の悩み。

デズムが苦手。
メルシー(犬)の再登場を願ってます。




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2008年9月18日 (木)

『イントゥ・ザ・ワイルド』を観る

Intothew


期待していた通り。それ以上でした。
観てヨカッタと素直に思える作品。

ロード・ムービーが好きだし、予告を観た時のアラスカ景色が印象的で観るのを楽しみにしてました。

成績優秀で前途有望、何の不自由もない家庭で育ったクリス(エミール・ハーシュ)は大学を卒業するとともに、家族から離れ、彼の貯金は全て寄付し、しがらみやら何やら全てを捨ててヒッチハイクとアルバイトを繰り返しながら北へ北へ・・・アラスカを目指す旅に出る。

物質社会を嫌悪するクリスは、持っていた現金を燃やしてしまうほどストイックだけれども、話が進むとそれまでの生活や生い立ちなどが分かり、彼のことをさらに知る事ができる。
最初は偏屈な人かと思ったのだけど、とても純粋で繊細、優しい人だった。あの優しい雰囲気は旅で色んな人と出会ってから出てきたものなのかな・・・?とも思ったり。

そして、23歳のこの人の考え、彼が口にするセリフを聞く度に色々と考え思う自分がいる。

アラスカでの自然に溶け込む生活、そしてラスト・・・
何かぶわっと来るものがあるんです。うまく言えないんだけど。

感想がまとまらないのだけど、個人的に(少し)つまずいた状態なので煮詰まってたのですよ。
この作品を観て、何だか自分が小さく思えた。・・・何だかハッとさせられたというか。
なので、行き詰ってるというかそんな状態の人に特に観て欲しいかなと思ったり。

何だか色んな事を書きたかったような気がするのだけど、ちょっとまとまらなかった。。^^;

印象に残ったシーンも沢山あるので、メモ的に残します。
グランドキャニオン、
馬とクリス、
旅で出会う人々との会話(ヒッピーのカップル、ウェイン、トレイシー)、
現在の姿ときれいなスーツ姿のクリスの対比、
オー・マイ・ゴッド温泉という地名、
そこで出会った老人との交流、
クリスと別れた時に見せた老人の涙、
アラスカでの厳しい生活と壮大な景色、
穴が増えるベルト(ベルトのNの意味も印象的)、
熊、
最後のメッセージの署名(本名だった)・・・等々。


エディー・ヴェダーの音楽もいい。

ショーン・ペン監督作品って初めてだったんですが、こういう大きな大きな作品を撮るんだ・・・とちょっと見る目が変わりました。

また時間を置いて、再見したい。
又は・・・本を読んでみたい。
荒野へ (集英社文庫 ク 15-1)
映画館でもらったチラシのようなものに、クリスが撃ったヘラジカについての非難と真実を読んで、もっともっと知りたくなったので、出来たら今年中に本、読みたいな。。


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原作:ジョン・クラカワー
監督・脚本:ショーン・ペン
出演:エミール・ハーシュ、ハル・ホルブルック、キャサリン・キーナー、ウィリアム・ハート、ヴィ
ンス・ボーン
上映時間:148分

公式サイト
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エミール・ハーシュがとても良かった。
マッハGOGOのあの映画の主役の人。あの時は全く興味を持たなかったんだけど、ちょっと注視しときたい。






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2008年9月15日 (月)

『4ヶ月、3週と2日』をレンタル

4ヶ月、3週と2日 デラックス版


沢山早送りしてしまった。

1987年、チャウシェスク独裁政権下のルーマニア。中絶は重罪とされていて、臨まぬ妊娠をしてしまった友人ガビツァの中絶を手伝う主人公オティリアの長い一日を追った作品。

視覚的にも、内容的にもキツかった。キツすぎ・・・。

中絶をするガビツァの全てに嫌悪感。
ただのバカではない。何なんだ、このガビ子は!!
不条理女。
最後のレストランのシーンのガビ子に目まいがしてしまった。よくあんな行動が取れるもんだ。

あんなことを求めた後、すぐ手術に取り掛かる闇医者にも嫌悪感。

(早送りしてよくは分からないが)情けない彼氏にもゲンナリ。
献身的な主人公が立ち止まらずに色々奔走してる姿がなんとも・・・なんとも。もぅ、何とも言えぬよ。。

何だかこのガビ子、うちの職場の隣に座ってるバカ課長(男だが、不条理さが似てる)と重なって、これを見た後イライラして眠れなかった。
もー、この作品、忘れたい。
寝不足。

・・・大した感想書いてませんが、今日観た映画がすごく良かったので、そちらの感想を頑張ります!





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2008年9月14日 (日)

『やわらかい手』をレンタル

やわらかい手 スペシャル・エディション

ルパンの不二子ちゃんのモデルにもなり、結構波乱万丈な人生を送っていたマリアンヌ・フェイスフルの38年ぶりの主演作。


愛する孫オリーの多額な治療費を捻出するために、お祖母ちゃんのマギーは「接客係募集・高給」というビラにつられ、風俗の世界に足を踏み入れる。
それを理解して一度は店を飛び出すものの、孫の治療費の為に覚悟を決めて仕事に取りかかる・・・間もなく彼女の“手”が評判を呼び、客は長蛇の列を作るまでに至るが、高額のお金を不審に思った息子の尾行で風俗店に勤めていることがバレてしまう・・・

といった内容です。
映画予告を観た時、観てみたいなぁと思ったんです。結局レンタルになりましたが・・・

思ったよりコメディ色は弱かったかな?と思いましたが、ハリウッド系ではないので、あからさまに大笑いできる感じではないです。
孫の為に頑張るお祖母ちゃんがステキです。(風俗に勤めてるとはいえ)

お祖母ちゃんが風俗で働いたお金で孫を助けていた。ということが分かった時の息子とそのお嫁さんの態度の違うこと違うこと!!
お嫁さんは義母に涙までして感謝をするけど、息子は怒りまくって酷い言葉を口にする。(もー見てるコッチが息子に対して怒りを感じてしまった)
それを無言でこらえるお祖母ちゃんの姿には少し涙が・・・。
結局は母と息子、仲直りをするんですが、その時はホッとしました。

孫の面会時間も減らし、寂しがるオリーに「何しにいくの?」と聞かれて、お祖母ちゃんが返す言葉「内緒、秘密なの」に不審に思わず納得するオリー。このような二人の会話にはホッと和まされました。


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原題 : IRINA PALM
監督 : サム・ガルバルスキ
出演 : マリアンヌ・フェイスフル , ミキ・マノイロヴィッチ , ケヴィン・ビショップ , シボーン・ヒューレット
収録時間 : 103分
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2008年9月13日 (土)

『ハンコック』を観る

H


スーパーマンのような超人で正義の味方的な活躍をするものの、ビルを壊す等、はた迷惑な行為をするため、人々からこっぴどく嫌われてるハンコック。
鉄道事故で助けた宣伝マン・レイが、そんなハンコックの為に彼のイメージアップ作戦を企画する・・・といったあらすじ。

ハンコックのイメージアップ作戦で彼がどうなるか?っていうだけの内容ではなかったので、結構面白かったです。
彼について詳しいことや、その秘密などが分かり始めると、だんだん面白くなってくる。
それと、夫婦の会話(ハンコックと関わるな!のあたり)を屋根の上で聞いてるハンコックの寂しそうな表情にキュンと来て、その辺から集中して見始めちゃいました。

でも、この作品、クライマックスでの悪役がしょぼい・・・残念。
犯罪者の逆恨みですもんね、悪の秘密結社的な人じゃなかったもの。
「昔から因縁のある敵」、そんなのが存在したら面白そうな気がするけど。。

あ、シャーリーズ・セロンは相変わらず美しかったです。
惚れ惚れレベル。

この作品、なんとなく続編とか作られそうかなー?と、内輪では少し期待してたり・・・。
掘じくり返すと色々アラが出る内容でもあるので、どうなんだろうなぁ?
でも、もし「2」をやるんだったら、観ちゃうと思います。


これまでアクションものなどの映画を観る時には、敵と戦って街などをを滅茶苦茶にする主人公の様子を見て、「市民の皆さん、たまったもんじゃないよね」などと結構気にしちゃってたんですけど、この作品を観て、その辺の所に対して「やっぱりみんな、そう思うよね」と思い、少しスッキリしちゃいました。


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監督:ピーター・バーグ
出演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン
上映時間:92分
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2008年9月11日 (木)

『フロストバイト』をレンタル

フロストバイト


何故なんだか記憶に残っていないのだけど、
何故なんだかオンラインレンタルリストに入っていた作品。
自動発送で届いてしまいました。

ドラキュラものです。

勿体無いので観てみたものの、Bじみた感じ。

怖いのは好きではないけど、美しくて色っぽさを感じるドラキュラものは好き。
でも、これは違っていた。
わっさわっさと次々とドラキュラ化しちゃって、ぞろぞろ集って人を襲うゾンビ風?なドラキュラものでした。

振り返ってみると、北欧のドラキュラ作品ってことだから、その辺を「美しいドラキュラもの」と変に妄想してリスト入りさせちゃったのかもなぁ・・・。

結局最後まで見ましたが、途中からは“ながら見”。
悲鳴が聞こえれば「何だ?!」と反応して見る程度なので、内容はよく分かってないかもです。

マリアが感染源。で、白夜の逆状態(黒夜って言葉、アリ?)が数カ月続いて、ずーっとドラキュラフィーバーが続くってことを認識できてるから、一応は「観ました」と言えるかな???


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原題 : frostbiten
監督 : アンダシュ・バンケ
出演 : ペートラ・ニールセン , カール=オーケ・エリクソン , グレーテ・ハヴネショルド , ヨーナス・カールストロム
収録時間 : 97分
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【追記】
このことがあって、オンラインレンタルのリストを整理。次のレンタルからは“本当に観たいもの”を届けてもらうようにしました。





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2008年9月10日 (水)

『デトロイト・メタル・シティ』を観る

「べぇーべぇー べぇーべぇー
・・・今度はお前を べぇーべぇー 言わせてやる」


Dmc


クラウザーさんが発するこのセリフに大興奮。
(原作コミックでも、べぇーべぇーの所は好きだったので)

ココログの調子が良くなるのを待ってたら、こんな時間になってしまったので、また感想は明日以降に・・・。

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【2008.9.11追記】


日曜、9時過ぎの回、朝イチ。
ギリギリの入場&低血圧なので少しボーッとしていたけど、始まったら一気に目が覚めた!

原作コミックがとてもおもしろいので、どんな内容になるのかと心配したが、何だか松ケン君のクラウザーさんっぷりを見ているだけで、満足。といいますか。
お姿や声が結構合っていたのでビックリした。

反面、根岸モードとなると気持ち悪すぎ・・・
あんなに徹底した内股だったっけ?
あんなに女の子走りしてたっけ?と、疑問に思うくらい。

そんな疑問を持ってしまったので、コミックスを再チェックしたいのだけれど手元にはない。
・・・ちょいとですね、購入するのに抵抗あったんだけど抵抗するのはよして、購入します。
やはり手元に置いておきたい、これは。
ストレス解消にもなるし。。ということで、後日手に入れます。

で、一番の感想。

実写クラウザーさんを拝めたので、文句ありません。

と、それのみ言い終えて〆たい所ですが、ダメだ。敢えて一つだけ。

細田よしひこ君の和田君っぷりが・・・何とも。(がっかり)
あんなクネクネしないで欲しいなー・・・ちょっと違和感。根岸くんといい、オーバーアクションに徹してたのかな。

と、少し不満も口に出して(文字に出して)しまいましたが、
笑う所はしっかりと笑わせてもらいました。

ジャックとの対決シーンでの「べぇーべぇー」は超ツボ。(原作でも超ウケたし)
弟の“よし君”を再洗脳する為に披露した草刈りやトラクターの操作っぷりにも大ウケ。

不思議なことに劇場では色んな年齢層が集っていて、熟年&老年カップルもいらしたんですが、その方々の笑い声も(大きく)聞こえたので、万民ウケできる作品なのかも?とも思いました。
きわどい所は省かれてたし。

ひとときのストレス解消が出来ました。作品に感謝です。
(原作にも大感謝です)

挿入歌である
「甘い恋人」 と 「SATSUGAI」 が交互に頭の中を駆け巡ってます。

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監督:李闘士男
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、細田よしひこ、秋山竜次、松雪泰子、ジーン・シモンズ
上映時間:104分
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【追記】
(今さらだけど)ジャック役にジーン・シモンズって、初めて知った時は驚いた。
個人的には安岡力也か竹内力かなーと安易な予想をしてたので。(ちょっと違うか・・・)

出演者で残念だったのが、「資本主義の犬め」のおじさんがいなかった事。
またまた個人的予想で、斉藤暁さんが演ってくれたらなぁと密かに思ってたのだけど・・・あのおじさんを出すのは無理か。。






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2008年9月 9日 (火)

2008年8月、ムショーに気になったモノ

体操王子
   ・
おいしさイナヅマ級
   ・
チョコ菓子
   ・
   ・
   ・
というキーワードでお分かりになりますでしょうか。
そいつは“コレ”


侮れない。30円の激・庶民価格で味わえるささやかな幸せ。

オリンピックが終わった頃、「気になる、気になる」と話題にしつつ、まだ食べていない私に、先週となりの派遣ちゃんが買ってきてくれた。
ひとくちでハマる。そして、まとめ買いに走る。

まとめ買いはしたものの、ちびちびと少しずつ、ささやかな幸せを噛み締めてます。おいしー。

メーカーさん、ホントに内村くんには感謝感謝ダネ!






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2008年9月 7日 (日)

『天璋院篤姫 上・下巻』を読む

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)
新装版 天璋院篤姫 (講談社文庫) 宮尾登美子著

職場でNHK大河を見てる人はほぼゼロ。(おじさん以外では)
唯一、ひとりだけ女の子で見ている人が同じ事業部にいて、6月かな?7月かな?その子から借りて読んでみました。

上下巻で2~3ヶ月かかりました。
1日10~20分くらいの読書タイムだから妥当な期間かな。

さて、いざ読んでみると、何ページも読み進んでるのに「読んでいない」。
日本語なのに、読んでるつもりなのに、字を追ってるだけできちんと読めないんですね・・・最初のうちは。(恥ずかしながら)
上巻の最初の方はそんな状態でしたが、大河ドラマの流れを頭に浮べながら読んでたので「読んでいない」状態でも何となく読んだ気になってました。
慣れてくるとドラマとはイメージが全く違う篤姫に魅了されるように読み進めていきました。

この本を読んでると、ドラマの篤姫が何だか薄っぺらいようにも思え・・・
ドラマはドラマで、まぁ楽しんではいるんですが。。。
ヤンワリした雰囲気で、結構涙ホロリしてしまう場面が多いドラマ。これはこれで好きだけど、本の方がアツイ。

篤姫の聡明さ、凛々しさを知れば知るほど本が面白く感じ、篤姫に惚れ惚れしてしまう。

将軍家定とは本当の夫婦とは成り得ず、彼女の人生は女性としては哀しい。(家定を労わり想う彼女にはちょっと切なさを感じたり・・・)
けど、大奥での生活・嫁姑問題・次期将軍争い・徳川と島津との板ばさみなど・・・苦悩だらけの波乱万丈な人生を凛として生き抜いた彼女には尊敬をしてしまう。

年を経て、斉彬公の命令を全てと思っていた若い頃の自分を感慨深く振り返る所。
かつて(歩み寄ろうという気持ちはあったものの)反目の仲だった和宮とは徳川幕府がなくなった後からは、互いを労わり睦みあう良い関係に変化した所。
この辺の所が個人的にはとても興味深く感じた。
きっと自分にもそういう変化があるだろうな・・・と。

巻末の作者対談も裏話的なネタもあったので、結構面白かったです。





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2008年9月 6日 (土)

『20世紀少年』を観る

20th

仕事が少し落ち着いたので、一日休みました。
遠くへ行く気力はなかったので、映画。
この日は『赤い風船&白い馬』を観ようかとも思ったんですが、金曜のシネスイッチは混むので地元の映画館でゆったり気分でコチラを見ることにしました。

原作を知っていれば、充分楽しめる。
こそっとしたオリジナルエピソードを入れる事なく、原作通りの内容。
ケンヂとユキジは、私の中のイメージとは違うけれど、マルオやオッチョにヨシツネ、ケロヨンなどなど・・・皆、マンガのイメージに近くて、次から次へと出てくる出演者を見るのが楽しかった。

3部構成での1作目、血の大晦日までで第2部へと続く。
結構テンポが早くて、場面転換も沢山。内容もおっかけ気味だったような気が・・・。
それでも2時間超なのだけど、個人的にはあっという間でした。
登場人物の多さと、早いテンポの内容に原作を知らない人は(もしかしたら)ついていけないかも?とも思いました。

最後に第2部の予告が流れます。
あれ観ちゃうと、第2部も足を運ばなければ!という気になりますねー。
今度はレディースデーを利用して観に行こうかな。

あ、それから・・・私、最終巻をいまだに読んでいないので、そちらを確認する方が先かな。


公式サイトから頂きました。

クリックすると何かが出てきます。

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監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之、生瀬勝
久、小日向文世、佐々木蔵之介
上映時間:142分
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2008年9月 4日 (木)

今月観たい映画 -9月-

なんとなーく観たいな的なものもあれば、張り切って&喜んで観に行きたい作品もある。
なので、今月もちょっと多めに挙げてみました。

9/2(火)公開
『ミイラ・ファラオの秘密 3D』
古代エジプトの王ファラオのミイラの謎に迫る3D映像の異色作

9/6(土)公開
『イントゥ・ザ・ワイルド』
ショーン・ペン監督が冒険家ジョン・クラカワーのノン・フィクションを映画化

『ストリート・レーサー』
アクション監督ビクトル・イワノフが参加したロシア発カー・アクション

『落下の王国』
13の世界遺産を背景に撮った「ザ・セル」のターセム監督の叙事詩

『LOOK』
犯罪や事件などを監視カメラで撮ったドキュメンタリー・タッチのドラマ


9/11(木)公開
『デフィシット』
メキシコ社会の光と闇を描くガエル・ガルシア・ベルナル初監督&主演作


9/13(土)公開
『おくりびと』
本木雅弘・広末涼子共演、遺体を棺桶に納める納棺師を描く異色作

『ビバ・キューバ』
社会階級の違う2人の子供の旅を追ったロード・ムービー


9/20(土)公開
『アキレスと亀』
ビートたけし、樋口可南子出演、夫婦愛を描く北野武監督最新作

『ウォンテッド』
アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカボイ主演のアクション

『次郎長三国志』
中井貴一、鈴木京香、岸部一徳出演、マキノ雅彦監督の時代劇

『ベティの小さな秘密』
「デルフィーヌの場合」のジャン=ピエール・アメリス監督の人間ドラマ


9/27(土)公開
『アイアンマン』
ロバート・ダウニー・ジュニア主演、マーベル・コミック発のヒーロー映画


9/xx公開
『ボーダータウン 報道されない殺人者』
ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス共演のサスペンス

##8月公開で未見&出来れば観に行きたい作品##
崖の上のポニョ  20世紀少年  
デトロイト・メタル・シティ  ハンコック 

以上の作品の中、絶対観に行くものは太字表記。
ウォンテッド!・・・早くジェームズさんを拝みたいっ。





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2008年9月 2日 (火)

『リトル・ミス・サンシャイン』をレンタル

リトル・ミス・サンシャイン

なんだかの賞を取ったとかの話題作だったので、見てみました。
美少女コンテストの地区代表になった9歳の女の子オリーブと、その家族がコンテスト全国(全米)会場を目指して車で旅するロード・ムービー。

ナニゲに面白かったです。
オリーブとママはまともなのだけど、他の家族の皆がちょっとクセ者ぞろい。
極めてスケベ爺なおじいちゃん、航空学校に入るまで(パイロットになるまで?)は決して口をきかない兄、勝ち組・負け犬論者のお父さん、自殺未遂したゲイの叔父さん・・・・
そのクセ者ぞろいの面々が放つセリフが可笑しくて、クスッと笑えます。

一応、全米の美少女コンテストの地区代表になったオリーブだけど、周りとは全く見劣りしちゃうんですよね。出場者はみなツワモノぞろいでルックス良いし、芸達者。
それでも自分を卑下することなく、最後までコンテストに参加する!という意思の強さを見ると、元気を分けてもらえる気分になります。
が、そんな心温まるシーンの後の・・・クライマックスなダンスシーンには笑ってしまいました!

ダンス指導もしたおじいさん・・・色んな面であなどれなかった!!


原題 : Little Miss Sunshine / 103分
監督 : ジョナサン・デイトン , ヴァレリー・ファリス
出演 : アビゲイル・ブレスリン , グレッグ・キニア , ポール・ダノ , アラン・アーキン





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2008年9月 1日 (月)

『ガールファイト』をレンタル

ガールファイト


“強い女”っていうイメージのある女優さんの一人、ミシェル・ロドリゲス主演の青春映画。

「強い女」っていうか、この時の彼女は表情に凄味があってちょっと怖かった。
くすぶっているというか、今の生活に嫌気がさしているようで、その様が顔に出ていてホント凄味がある。

そんな彼女演じる主人公が、弟の通ってるボクシング・ジムでボクシングを知り、アマチュア戦の決勝戦にまで登りつめるほどに成長するんですが、そこまでに恋したり、家族とのいざこざなど、色々とあるんですね。

恋をする彼女の表情がくすぶっていた時の彼女とは違い、可愛い。ギャップに驚き、彼女が愛らしくさえ思えてしまう。

ボクシングの決勝戦で戦う相手は、彼女の彼氏な訳なんですが、その辺のところもキビしいなと思いつつ、つい夢中になって見てしまいました。
結構、見がいがありました。

これが彼女のデビュー作とのこと。知らなかった!
決して新人とは思えない、初めての出演作らしくない、堂に入った演技の彼女でした。


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原題 : girlfight / 収録時間 : 110分
監督 : カリン・クサマ 
出演 : ミシェル・ロドリゲス , サンティアゴ・ダグラス , ジェイミー・ティレリ , ポール・カルデロン , レイ・サンティアゴ
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