『ララピポ』を読む
少しずつ制覇しようと思っているので、またまた奥田さん作品の文庫本を買いました。
意味不明なタイトルに、6話構成の各タイトルは知っている曲名ばかり。
ちなみに一話目は"what a fool believes"
そして、オビには「映画化」の文字が・・・
来年正月明けくらいに公開予定とのこと。出演は成宮寛貴や村上知子だそうだ。
いつものようにテンポよく読めるんだろうな、とタカをくくって読み始めましたが、ちょっと今までと違う。
テンポよく読めますけど、何だかな・・・エッチ一色。且つ、ちょっと汚い。
私はおばさん主婦の“ごみ屋敷”に「うわーっ・・・」となってしまった。
結構驚くべきことがサラリと書かれてて、ブラック気味な所もあるような。
6話構成で、各話それぞれの主人公が繋がってる。繋ぎ方とか著者さんらしく面白さを感じたりもするけど、これまで読んだ中では下位の方に位置付いちゃうと思います。個人的には。
奥田さん作品じゃなかったら、「こりゃだめだ」という感じで途中で読むの止めてたかもしれません。
でも、最後までスラリと読み進められちゃう”奥田さんマジック”はこの作品でも働いています!!
1話目の小百合が6話目の主人公となって、詳しい素性がわかったりするのだが、彼女の副業には驚いた!
この内容をそっくりそのまま映画化ってことはなさそうな気がしますけど、映画はどんな感じに仕上がってるのか、ちょっと気にはなります。
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