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2008年9月 7日 (日)

『天璋院篤姫 上・下巻』を読む

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)
新装版 天璋院篤姫 (講談社文庫) 宮尾登美子著

職場でNHK大河を見てる人はほぼゼロ。(おじさん以外では)
唯一、ひとりだけ女の子で見ている人が同じ事業部にいて、6月かな?7月かな?その子から借りて読んでみました。

上下巻で2~3ヶ月かかりました。
1日10~20分くらいの読書タイムだから妥当な期間かな。

さて、いざ読んでみると、何ページも読み進んでるのに「読んでいない」。
日本語なのに、読んでるつもりなのに、字を追ってるだけできちんと読めないんですね・・・最初のうちは。(恥ずかしながら)
上巻の最初の方はそんな状態でしたが、大河ドラマの流れを頭に浮べながら読んでたので「読んでいない」状態でも何となく読んだ気になってました。
慣れてくるとドラマとはイメージが全く違う篤姫に魅了されるように読み進めていきました。

この本を読んでると、ドラマの篤姫が何だか薄っぺらいようにも思え・・・
ドラマはドラマで、まぁ楽しんではいるんですが。。。
ヤンワリした雰囲気で、結構涙ホロリしてしまう場面が多いドラマ。これはこれで好きだけど、本の方がアツイ。

篤姫の聡明さ、凛々しさを知れば知るほど本が面白く感じ、篤姫に惚れ惚れしてしまう。

将軍家定とは本当の夫婦とは成り得ず、彼女の人生は女性としては哀しい。(家定を労わり想う彼女にはちょっと切なさを感じたり・・・)
けど、大奥での生活・嫁姑問題・次期将軍争い・徳川と島津との板ばさみなど・・・苦悩だらけの波乱万丈な人生を凛として生き抜いた彼女には尊敬をしてしまう。

年を経て、斉彬公の命令を全てと思っていた若い頃の自分を感慨深く振り返る所。
かつて(歩み寄ろうという気持ちはあったものの)反目の仲だった和宮とは徳川幕府がなくなった後からは、互いを労わり睦みあう良い関係に変化した所。
この辺の所が個人的にはとても興味深く感じた。
きっと自分にもそういう変化があるだろうな・・・と。

巻末の作者対談も裏話的なネタもあったので、結構面白かったです。





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コメント

ajuさん、こんにちは。私の友人でも「篤姫」読んでいる子がいます。同じものか分かりませんが、やはり最初は読むのに苦労していると言っていました。歴史小説ってなんとなくとっつきにくそうだけど、すでに起きていることを小説にしているからある程度ストーリーが先読みできるし安心して(?)読めるのかなあ??そんな気がしました。

投稿: MIMI | 2008年9月 8日 (月) 21:06

MIMIさん、おひさしぶりです~

私ってダメダメだなぁと少し凹んでたりもしたんですが、MIMIさんのお友達で同じように思ってる方がいるのを知って、ホッとしました。(笑)
そうですねぇ、歴史小説は先が分かっているので安心して読めますよね。
先が分かってるとしても、そこまでに至る過程が興味深いです。その辺に面白味を感じますね。

投稿: aju | 2008年9月 9日 (火) 22:42

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