『再会の街で』をレンタル
歯科医のアランは偶然かつてのルームメイトであったチャーリーと再会する。
久しぶりに見るチャーリーは9.11同時多発テロで妻と子を亡くし、心を閉ざし、精神的に病んでいた・・・
アダム・サンドラーのイメージとはちょっと違っていたからか、
最初はちょっと馴染めない感があったんですが・・・観ていくうちに、どっぷりとチャーリーを見守るように見入ってしまいました。
<あ、馴染めないというか・・・
まだ自分には大切な家族を失うという経験をしていないから実感が沸かなかった(最初は)。という方が適切かもしれない>
後半、チャーリーが妻の両親に向かって言うセリフ、
(ズバリなセリフは再現できないんですが)
その両親はお互いに彼女を失った痛みを分かち合えることができるけれども、自分にはその痛みを分かち合える相手はいないんだ、ということをそれまで彼らを遮断していたのに初めて面と向かって言うところ。
ぶわーっと来ちゃいました。
アランと出会うことで徐々に少しずつ前進したチャーリー。
チャーリーだけではなく、チャーリーと再会したアランの方にも自分を見直して前進する。
チャーリーの9.11による心の傷を様子を見るのはちょっと辛いと思ったりもしましたが、主役の二人の前進していく様は何だか優しい気持ちになりました。音楽や雰囲気もよかったです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント