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2009年5月20日 (水)

『チーム・バチスタの栄光』を読む

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
チーム・バチスタの栄光(上)(下) /  海堂 尊 (著)

「ジェネラル・ルージュ」が面白かった・・・というか、登場人物の速水さんにベタ惚れしてしまったので、東城大医学部付属病院ワールドを把握しようと思い、シリーズ1作目のこちらを買ってみました。

通常、1作目を読んでから2・3作目と入るのがフツーですが、このシリーズの場合、どこから入っても大丈夫みたいですね。
すでに1作目で2作目以降の設定も出来ていたようで、2作目・3作目で登場する名前もありました。

ジャンルはミステリーのようですけど、私はミステリー要素の部分よりも登場人物の方に魅力を感じて読んでしまったところがあり、この作品もそんな感じで読んでしまいました。

久しくミステリー小説を読んでいないので、その感覚が無くなっているのか、あんまりミステリーを読んでる感じがしません。なんだっけ・・・医療エンターテイメントと帯にありましたが、そちらの方がしっくりくる。

好きな所でもあり、ちょっと嫌いな所でもあるんですが、
表現がとても丁寧(表現とか例えに絶対、細かいフォローが入る)なところ。
ただひと言「難解」ですませられる所でも、「まだボーゲン(スキーの)しか出来ない初心者が、木島平の氷壁にチャレンジするほど・・・(云々)」という説明がが入る。
そんな丁寧な表現が入るたびに顔がほころびつつ、丁寧すぎて「うむー」と思う自分がいたりして。

ジェネラル・ルージュの時も出てきた「傷つけない死体(遺体?)解剖」という“オートプシー・イメージング”がこの1作目にも出ていたので、私のような一般人には馴染みのないこの言葉が結構印象強くなります。
これを知っていて、有益となるっていう用語ではないけど・・・

もっとこういう事を知りたいな、という興味が沸いてくるので、このシリーズでまだ読んでいない2作目の“ナイチンゲールの沈黙”も読んでみたいと思います。(あ、今日買ってきちゃいました。)
多分、その後は4作目も読む事でしょう。


しかし、このシリーズの文庫本って、全部上下の2冊発行となっているのは何か理由があるのかな・・・?
上巻と下巻で展開や進行具合に変化があるので、切りがいいと言えばいいのだけど・・・厚さ的に1冊で丁度良いような気がする・・・んだけど。


【追記】
一番の目玉であるのかな・・・強烈な印象のロジカル・モンスター白鳥さん。
この人って、奥田英朗さん作品のトンデモ医師“伊良部先生”に似てる~。
でも、伊良部先生好きな私には先生以上の魅力は白鳥さんには感じなかったです。

【追記2】
チーム・バチスタは映画では観たことないけれど、ドラマは(欠かした回もありましたが)見てました。
白鳥さんのキャラクタ設定や、犯人などが全く違っていたけれど、ドラマはドラマで面白かったなぁ・・・。ドラマ、DVD化されてるのなら、もう一回見たい。





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コメント

サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
5dtCg0B2

投稿: hikaku | 2009年5月20日 (水) 04:30

ajuさんも読まれたんですね!
私も読みましたと、いつものように飛びつきたいのですが、
自分の記事を読み返してみて、かなり辛口に書いているのに
ちょっと自分でもびっくりしたんで
せっかくのajuさんの記事に水を差すのもよくないかな?
と思ってTBは控えますね^^;


>好きな所でもあり、ちょっと嫌いな所でもあるんですが、
表現がとても丁寧(表現とか例えに絶対、細かいフォローが入る)なところ。

っていうajuさんの感想は、
私自身も「うーーん。」と思った所なんですが、
それを上手くまとめておられたので
ajuさんさすが!と思ってしまいました。

あと、白鳥さんが伊良部先生に似てるっていうのは
私も思いました!
実は、「これajuさんが読まれたらきっと同じこと思うかも。」って
思いながら読んでたんですよ。
だから、ajuさんがドンピシャの指摘されていたんでびっくりでした!

投稿: うきこ | 2009年5月20日 (水) 08:46

>うきこさん
うきこさん、コメントありがとうですっ!
実は・・・先週(今週だったかな?)うきこさんの感想コーナーをまとめてチェックしてたら、このチーム・バチスタの感想があったので、私の方こそ飛びついて感想を読んでしまってたんですよ。

内容がホントに辛口だったので、(飛びついたはいいが)ガラスの壁に思いっきり飛びついたような衝撃がありました。(笑)
あ、「衝撃」という表現はちょっと大げさだわ。

おかげで私の感想も見直しが出来ました。
個人的にはこの作品、面白いとは思ったんですけど漠然と引っかかるものを感じてたんですよ。
それを文字で表現したのが、この感想となる訳で・・・まだ足りないのですが、私も最初に考えてた感想と比べてほんのちょっぴり辛口です。

伊良部先生、思い浮かべちゃいますよねぇ~
かなりインパクトある白鳥さんだけど、伊良部先生の方がインパクト強いですよね。

投稿: aju | 2009年5月22日 (金) 09:37

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