『あの日、欲望の大地で』を観る
邦題とあらすじの重さにちょっと観る気を失いかけたんですが、好きな女優さんシャーリーズ・セロンが出演している作品なので、観に行ってきました。
母親が不倫相手と共に事故死し、その不倫相手の息子と恋に落ちるマリアーナ。
駆け落ちの末に彼との子供を儲けるが、彼と赤ん坊を残して疾走。
シルヴィアと名前を変え、レストランのマネージャーとして働く彼女の前に、成長した彼女の娘マリアが現れ・・・マリアーナの過去が現在のストーリーと交差して進行していく。
過去と現在が交差して進行していくけれども、すんなり入れたのが不思議。(いつもこういう進行の作品ではこんがらがっちゃうのに)
というか、丁寧で絶妙に現在と過去が交差する展開に始終見入ってしまった感じ。
内容はかなり重くてハードだったけど・・・
ラスト近くのマリアーナが娘に過去の自分を話すシーンが印象深いです。(泣いてしまった)
結末と、最後に過去の断片がまとめて連写する中のサンティアゴの姿を見てホッとした・・・内容重くとも良い作品でした。
若い日のマリアーナ役の子も雰囲気あって良かったし、
勿論、シャーリーズ・セロンと母親役のキム・ベイシンガーも良かった。
監督は『21グラム』と(未見の)『バベル』の脚本家ギジェルモ・アリナガ。
ちょっとですね、この監督さんがまた何か撮るようであれば、チェックしときたいです。(要チェックだわ)
=================================
原題: The Burning Plain
監督: ギジェルモ・アリナガ
出演: シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス、ヨアキム・デ・アルメイダ、J・D・パルド
上映時間:106分
公式サイト
==================================
【追記】
役柄的にやつれ顔でも、やっぱり美しいよ・・・シャーリーズってば。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント