『告白』を読む
今年映画化もされるし、そうなるんだったらハズレることはないだろうなと思ったので、読んでみました。
2時間半の間、集中。
珍しく一気読みしてしまった。
第一章までを読んだ時点で全て終えた感があるのに、あとの5章はどうなるの?という気持ちから始まって、途中で止めるなんて出来ないー・・・というヤメラレナイ&トマラナイ状態になっての一気読みでした。
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。
怖い。
最後のページ、先生の最後の告白も怖かったけど・・・最終章は意外な展開だったけど・・・ちょっと飛びすぎ?という感じもするんだけど。
一気に読んでしまったけれども、後味は悪いです。
それにしてもこんなに1冊の本を集中して読んでしまったなんて、かなり久しぶりでした。
[2/22]
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コメント
なんか救われない感じでしたねぇー。
森口先生には、同情を感じていたけど、
あのラストはねぇ・・現実味が一気になくなるし・・(~_~;)
この作家さんは、この本が初めてだったんですが
他の作品もこんな感じなのかなぁ〜。
後味の悪さは、かなりのものでした。
映画は、どんな風に仕上げてくれるかちょっと楽しみです。
投稿: ルナ | 2010年5月17日 (月) 00:31
>ルナさん
そうですねぇ・・・
あのラストはちょっと飛んでたので、衝撃はあるけど興ざめしてしまうような。
私もこの作家さんはこれが初めてですが、特に他の作品までは触手が伸びないかも。
作家さんの作品よりも、
まずは映画の方が気になりますね。
(岡田将生くんのウェルテルっぷりでも拝みに、劇場へ足を運ぼうかと思ってます!)
投稿: aju | 2010年5月17日 (月) 22:12