『哄う合戦屋』を読む
哄う合戦屋 北沢 秋 著
読んでいない本も溜まったままなので、これを一気に読んでみました。
時代小説は読むペースがゆっくりになってしまうのだけど、結構スラスラと読みやすかった。そして面白かったです。(スッキリ爽快な内容ではないけれど・・・)
どんなに天才で武に優れていても、仕える人がかなりの器でなければ天才を生かせない。器の大きい人であっても、もろい部分がある訳で・・・
石堂一徹と遠藤吉弘の間に少しのずれが現れ始めてからは先への不安で(小説なのに)「どうにかならないか」と思いながら読み進めてしまった。
一徹と若菜姫の心を通わせる所はどれもジンジンしてしまったり・・・
一気に読んでしまった。
もしも・・・
姫が領主で一徹を抱える立場だったらどんなだったろう?と突飛な妄想をしてしまった。
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