『ソラニン』を観る
em&eのCMを見る限り、宮崎あおいちゃんの歌ってどうなんでしょうなぁ・・・と思っていたので、観たい気持ちが薄らいでしまったものの、今更観に行ってきました。
あおいちゃんの歌のことはさて置いて、
何だか期待を全くしていなかったので、まさか自分がこの作品を観てあんなに涙するとは思わなかった。
(原作を読んだ事がないせいか、こういう話だったのか!と。)
時々挿入される青空が印象的で、
(私にとっては)瑞々しくも感じる透明に近いような不透明さのあるリアルな青春・恋愛・・・映画だったのでした。
もうちょっと大人になれば理解するであろう現実と理想(?)の間での戸惑いとか、ただただ漠然と感じつつも本当は理解しているだろう不安感とか、淡々と過ごす日々の中でとてもリアルに表現されてたような。。
観ているうちに、長い間忘れていた感覚や閉じ込めていた思いが蘇ってしまったというか・・・妙にシンクロに近いものを感じてしまったせいか、自然と涙が出てしまいました。
勿論、芽衣子がステージに立つシーンはアツくなりつつ、これには感動の涙がダーッと溢れてしまった。
この時のあおいちゃんの歌はem&eのCMとは全く別モノで、良かったな・・・。
出演陣も良かったし。
昨年ちょくちょく色んな映画作品に出演していて気になった高良くん。
あの事故の前にバイクを走らせて自問自答するシーンは、個人的に一番印象に残るシーンでした。
もうもぅ爆裂ムンムン(意味不明でスミマセン)な桐谷健太に、サンボの人もそれぞれ良かった。
そして・・・何よりもテーマ曲とエンディング曲。
いいですね、アジカンさんって。
ソラニンの歌詞をまだ全て確かめていないんですが、芽衣子が改めて別の解釈で理解したという歌詞の内容をキチンと読みたいです。
itunes storeではムリ目のようなので、近々CDを買っちゃうでしょう。
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