『ぼくのエリ 200歳の少女』を観る
スウェーデン映画だそうです。
予告時の印象が怖いだけのヴァンパイア映画ではなかったので興味そそられて、観に行ってきました。
原作がベストセラーで、この映画は世界中で色んな賞を獲っているらしい。しかも、ハリウッドでのリメイクも決定しているとのこと。そんな触れ込みのこの作品、劇場へ行ってみたら、ほぼ満席状態で最前列しか空いておらず、観る前から何だか圧倒されてしまいました。
でも、「ヨカッター!」と手放しで感じるような内容ではなかったです。
個人的には・・・
オリバーとエリは、(予告にあった)小さな恋のメロディっちっくのような甘酸っぱい関係という風には思えず。
だってだって、エリってば“200歳の少女”なんですもん。
エリにとってオリバーは、“生きる為に寄生しなければ”っていう気持ちの方が強いんじゃないかな思うんだけど。
エリの部屋にあった複数の指輪や、最初同居していた老人を見ると・・・そう思わずにはいられない。
ラストのオリバーの表情を見ても、あの子にとってはエリと一緒で幸せなのかもしれないけど、彼も50年,60年後にはあの老人と似たような運命を辿っちゃうのかなと思うと、ちょっと哀しいかな。。
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