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2011年6月27日 (月)

『忍びの国』を読む

忍びの国 (新潮文庫)


時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。


読書欲が生じたので、ハズレはないでしょう的に選んだこの本を温泉地へ持って行って読みました。

『小太郎の左腕』『のぼうの城』の和田竜さんの作品です。
この2作品同様に面白かった。
最初からテンポいいですもん。
時代小説なのに読みやすいから、一気読み出来ちゃいます。

ほぼ無敵な忍者が主人公なので非現実的感があり、関節外しとか何でもありっぽい所がマンガを読んでるようで面白く、和田竜作品の中では一番好きな作品かもしれません。(小太郎も、のぼうも、それぞれ面白いけれども。)

無敵な主人公は忍びっぷりはカッコいいのだけど恋女房のお国には頭が上がらず、そこら辺の描写・・・お国に会う時は一気に老けちゃったり、話す言葉もよそよそしい敬語だったりする所がツボでした。カワイイというか笑える。

私が購入したのは文庫版だったのですが、その巻末に児玉清さんの解説が載ってます。
児玉さんも和田さん作品が大好きなようで、文面を見るだけでも彼の興奮が伝わってきました。




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