『グッド・ドクター 禁断のカルテ』を観る

孤独、新しい環境になじめない、看護婦とのコミュニケーションも上手くとれない・・・それは分かるけれども、その環境の中で唯一の心の拠り所になってしまった患者に対して、故意に病状を悪化させる行為をしてしまう主人公。
嫌ですね~・・・あぁ嫌だ。怖いといいますか。
そこからの展開は、ハラハラ・・・に近いイライラ状態が続きました。
多分、主人公がオーランド・ブルームだったから、ハラハラに近い感覚(同情というか・・・)になったんだろうけど、患者に恋しようが何だろうが、あの行為以降の流れはハラハラというよりも気分悪くなります。
だから、彼には大げさなくらい怪しく演じてほしかった、かな。
最後の方、自宅での刑事とのやりとりは少しそれっぽくて「おっ」と思ったけれども、すぐエンディングとなってしまったので・・・残念。
ラストは、はっきりしない終わり方になっていて、
看護婦がグッド・ドクター(主人公)に「先生、」と声をかけてプツッと終了します。
個人的には、その後に「警察の方が見えてます」って続けばいいなと思う。
(“良い先生”のままで終わらせて欲しくないよー・・・)
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原題: THE GOOD DOCTOR
製作年: 2010年
公開日: 2012年1月21日
上映時間:97分
監督: ランス・デイリー
キャスト:
オーランド・ブルーム
ライリー・キーオ
J・K・シモンズ
タラジ・P・ヘンソン
マイケル・ペーニャ
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【追記】
①主人公が恋してしまう患者の子の彼氏役(Nathan Keyes)がちょいといい感じでした。
②オーランド・ブルームの爽やかではない役をまだまだもっと観たい気分。(一番好きなのはレゴラス様に変わりはないのだけど)
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