カテゴリー「*04年度下半期/ヨカッタ!映画」の21件の記事

2005年1月 6日 (木)

2004年下半期/ベスト映画

2004年7月~12月までに観た映画、(レンタルを含めて)心に残った作品を上半期同様、まとめてみました。

劇場へ足を運んだ回数は極めて少ないので、もっと良い作品を見逃している可能性も大アリですが、下半期 アツくなった劇場鑑賞映画が「2つ」ありました。

まず、インファナル・アフェア無間序曲

そして、ハウルの動く城 ・・・です。

どちらも、作品を見終えた後、滅多に起きない購買欲というものが湧き上がってしまったから。(笑)

インファナルは、去年9月の時点で次回作(5月公開予定)のプレミア前売券を買ってしまう始末だし、この作品を見た後、また前作を再レンタルしたりも・・・。
(もちろん5月の最終章公開が終わってのDVDトリロジーBOXにも期待しています。)
客足はあまり良くなかったけれど、畳み掛けるような細かい設定がスゴイ!と思いマス。ホント、このシリーズは大好きです。

ハウルの方は、宮崎駿監督作品に“弱い”っていうのもあるかもしれません。
何だかとても暖かい気持ちになり、それが高じて涙したりもしました。
それから、滅多に買わないパンフレットやグッズにまで手が伸びちゃいました。^^;

・・・このような鼻息荒い行為にまで至ったので、私にとっては2004年下期のベストとして紹介させて頂きますデス。


レンタルの方では・・・こちらは結構見ましたよ。かつてない程のペースで。
昔だったら、1年に1本くらいでしたもん。この差は、ダン違い!(笑)

「なんだかなぁ」と思った作品の方がハッキリしていて挙げやすいんですが、「ヨカッタ!」と思った作品の中、複数回繰り返し見てしまったものを下半期のベストとしてご紹介を・・・。

注:ベストとはいえど、「複数」を列挙。

女はみんな生きている 
 期待しなかった分、余計に面白く思った作品。見てみてスカッとしたし、面白かったです。

ベイブ 
 昔から何度も見ていたけど、去年DVDを購入したので再見。やっぱり好き!

ストレイト・ストーリー 
 もしかしたら、この作品が下半期レンタルした中のベストかも。穏やかに進行する中、確かに感動するものがあるし、心癒されました。

フレイルティ
 全然知らなかったサスペンス作品。地味だけど怖いです。
 オススメを受けて見てみたら、見事にハマりました。面倒くさくて、あまり見ないディレクターズコメントを全部見てしまったほどに・・・。

25時
 時々この作品を思い出すことがある位、インパクト大でした。主人公を見てると、こちらまで辛くなってくるので、精神衛生上良くないかもしれないんですが、何度も見てしまうのは・・・ナゼ?


他にも、ボロ泣きするほど感動したり、「うわー、してやられたり!」と思った作品など、色々あったりで・・・もっと挙げたいけれどキリがなくなるので、この5つに絞りました。
どれも何回も見てしまった記憶があります。

さて・・・今年もレンタル活動は継続していきます。
更に、劇場へ足を運ぶ回数をもっと増やそうかな・・・と思ったり、試写会の方ももっともっと応募して参加したいなぁ。
生活が変わったせいもあるけれど、(特にレンタルに関して)こんなにハマるとは思わなかった。。^^;

とにかく今年も沢山映画みるぞーーー!(笑)



| | コメント (6) | トラックバック (1)

2004年12月22日 (水)

『ピーターパン』をレンタル

とっても目を引く男の子が主人公を演じた『ピーターパン』。
初めて実写化された映画だそうです。
ピーターパン コレクターズ・エディション
原題 : PETER PAN / 113分

っていうか、この子、『フレイルティ』に出ていたアノ子だったのですか!
うわー、気づかなかった。^^;

『フレイルティ』を見た時も目を引く子役がいるなぁと思ったのですが、そんな記憶はそっちのけで、この子に見とれてしまいまして、
「成長したら、どんな風になるんだろ?」
などと考え過ぎて、最初の方は、ちゃんと見てなかったような気が・・・。(^^ゞ

ピーターパンがウエンディ達と一緒に空を飛び、ネバーランドへ向かう道中の背景(惑星が沢山!)がステキ。
ピーターパンや、その仲間達、ティンカーベルなんか見てると、
何だか楽しくなっちゃいました

安心して気構えずに見られるし、気持ちが段々と入り込んじゃって、あの「妖精を信じる!」を皆で叫ぶシーンでは、

「アイドゥ!アイドゥ!」
(I do believe in fairies. I do, I do.)

と言葉と拳が出てしまいそうになりました。(笑)
・・・いつの間にか、この世界に溶け込み、ハマっちゃってます。(^^ゞ

永遠の子供ピーターパンと、大人へと成長していくウエンディの会話シーンを見てると、とても切なくなってしまい、ついつい涙目になってしまいます。もぅ、最後なんて切なさ倍増。

ピーターパンって、漠然とキャラクターの名前くらいしか知らなかったので、その辺の知識の補給も出来ました。
「ネバーランド」の試写会が当ったので、その前に見れて良かった・・・

●(久々に)今回のビックリポイント●
①やはり、ジェレミー君が「フレイルティ」に出ていた男の子だったっていう事実にビックリ。
②ウエンディ達のお父さん・・・ちょっと好きかも、と思っていたら、何気にカッコよく見えてしまったフック船長と同一人物(1人2役)だったのには、タマゲタ!!

どちらも解説を見て、後々気づきました・・・ホント、タマゲマシタです。




| | コメント (4) | トラックバック (3)

2004年12月17日 (金)

『ハウルの動く城』を観る

荒地の魔女の呪いで90歳のおばあちゃんになってしまった
女の子ソフィーと魔法使いハウルの物語。
ハウルの動く城 サウンドトラック
もー、泣いちゃいましたよ・・・ボロボロ&ダラダラに。
もー、一人で観に行ってヨカッタ。(笑)

ラブだわ・・・ラブなのよ。ラブなんですー!

ソフィーとハウルのラブラブっぷりと、それ以外にも優しい雰囲気がそこかしこに漂っていて、私は泣けちゃいました。
アニメなのに本気で「みんな、幸せになってくれい!」と思っちゃいましたし。

ソフィーの一目惚れから物語が動いていきます・・・

帽子屋の娘でちょっと地味な感じ、自分に自信が無い女の子のようで、そんな彼女が軍隊のお兄ちゃん達に絡まれた所を、ハウルがスッと登場して助けるんです。
あのハウルのエスコートっぷり(王子様っぷり)に遭遇しちゃったら、一目惚れしちゃうでしょ。
もー、ラブ!たまりませんってば。

でも、このハウルの声が何故か耳に馴染みません。
一応、いつもの彼(キムタク)って感じではなく、ハウルになりきって(声を抑えて?)いたんでしょうけど・・・ネット上で見た感想では、結構皆さん、違和感なかったというので、こう思ったのは私だけかも。
極少意見かもしれませんね。^^;;;
中盤辺りからは段々と慣れましたが・・・

ジブリ作品って・・・いつも思うんですが、登場人物みんな魅力的。
すごく愛があるって言うか、あったかいっていうか、どんな脇的なキャラクターでもそう感じちゃうんで、好きです。
例にもれず、この『ハウルの動く城』も同じく!

荒地の魔女、ハウルの弟子・マルクル、カルシファー、カカシのカブ、謎の老犬・ヒンなどなど・・・ホント、みんな素敵だった。

特にいいなぁと思ったのは、
荒地の魔女(声:美輪明宏)マルクル(声:神木隆之介くん)
声をあてた2人とも「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」でジブリ作品に出演されてるので、これからのジブリ作品にも、出演して欲しいなぁと強く思いましたよ。

ところで、タイトルが『ハウルの動く城』となってたのに、
もっとこのお城のことを描いてくれてもいいのになぁ・・・と思ったりもして。
移動してる様子や内部も見せてくれたけど、タイトルにするくらいだから、何かあるんじゃないの?って見る前に思っていたので、少し物足りなく思ったり。。。

でも、他にも各登場人物の事をもっと深く知りたいと思ったし、“魔法の呪い”についても詳しく知りたかった。
各々の相関関係も知りたかったなぁ・・・これって、不満っていうのかな?
でも、こういう気持ちって不満って言うより、この映画に深くハマってしまったっていうことなんでしょうね、きっと。(笑)

ストーリーの方は、色々なメッセージ(戦争に対するものとか)も込められているんですが、
私は何より、おばあさんソフィーの頑張りっぷり
作品中の色んな「ラブ」に心洗われました。

ソフィーは、おばあさんになってからの方が、とても生き生きしてる様にも思えました。
若いソフィーも、老ソフィーも、
どちらも心優しく思いやりのある人でした。
細かく挙げたらキリがないけれど、彼女の行動のひとつひとつがとても温かみがあって、力強さも感じられて、そんな彼女を見てるだけでも涙出ちゃいました。^^;

あと「ラブ」ね・・・ラブですよ。とてもほのぼのとしたラブ。
こういうのダメなんですよね・・・あったかくてホント泣いちゃう。

ところで、ちょっと愚痴を。。
平日の真昼間に観に行ったので、結構空いてたのに、ハウル登場のあたりで後から入ってきたオジさんがウルサイ!
すぐ後ろに座って、ブツブツ何か言ってるし、黙ってると思ったら、鼻をピーピー鳴らしてる。。。
ガラガラなんだから、すぐ後ろに座んなくてもいいんじゃないの!もー迷惑っ!!
私も我慢しちゃって、すぐ移動しなかったので、色々聞き漏らしてしまい、もう一回(いや、もう0.5回分)見直しました。
・・・1時間分くらい見直して、ソフィーが「カブ」の名づけ親なのか・・・とか、細かい所が分かってヨカッタけれど。

「ラブ」「ラブ」と妙な言葉を連発しちゃってますが、冷静になって感想が書けません。・・・観て2日経ってるのに、思い出しただけでジワッときちゃう。
・・・大した事を書かないまま、おバカ的感想になってしまったかも。

補足として・・・ → 「ハウルの動く城」公式HP

最後に心残りがひとつ・・・こんなにハマっちゃたもんだから、
ハウルグッズにも興味深々。
いい大人として・・・買うのを躊躇してしまい、そのまま帰ってしまったのですが、

「ぜんまい仕掛けのハウルの動く城」

がスゴク欲しい!

あの時、「残りわずか」の張り紙があったのが気になるけれど、明日お出かけついでに映画館に立ち寄り、買ってきます!




| | コメント (10) | トラックバック (3)

2004年12月 4日 (土)

『カレンダー・ガールズ』をレンタル

またまたTV番組「アンビリーバボー」を上映当時に見て、興味を示した作品のレンタルです。
当時は行く機会を逃してしまったので、レンタル開始されるのを楽しみにしてました。

婦人会で“ヌード”カレンダーを作り、白血病で無くなった夫が入院していた病院にソファと治療設備一式を寄付した50~60代の奥サマ達の実話に基づいたドラマ『カレンダーガールズ』。
カレンダー・ガールズ 特別版
集ってるオバちゃん達を見るのは、あまり好きじゃないのに・・・・・・この映画では、見ててとても楽しかった。
ワイワイしながらカレンダー撮影してる所、評判を呼んでハリウッドにまで行ってしまった彼女達ったら、ほーんと楽しそう!
とても生き生きして、何だか可愛くも見えたりして・・・

躊躇するものの、意を決してヌードカレンダーを作った彼女達に、私は素直に「ステキだなぁ・・・」と思いましたよ。
カレンダーの写真もヌードヌードしてなくってステキです、ほんと。
12枚のカレンダー1枚1枚に必ず添えられたヒマワリの花。
これには意味があって・・・亡くなったアニーの夫ジョンの大好きな花。
花について語るジョンの台詞もジーンと来るものがありました。

ジーンとも来て涙してしまったし、楽しくもなったし、「プッ」と笑える所も沢山ありで、見てヨカッタ映画でした。

あ、それからそれから、太極拳シーンでの風景がスゴクきれい。。。
(イギリスの田舎の素晴らしい景観が見られます!)





| | コメント (3) | トラックバック (2)

2004年11月30日 (火)

『ポカホンタス』をレンタル

イギリスからやってきた開拓団の一人、冒険家のジョン・スミスと先住民の族長の娘ポカホンタスの物語。
ポカホンタス
ディズニー映画を全制覇してないけど、
この『ポカホンタス』の世界が一番好きかもしれません。
独特の淡い色合いで見せるアメリカの風景がステキ。
雄々しい森、幻想的な滝、そして湖・・・いいですなぁ。

実際、当時の自然風景が見られるのであれば見てみたいと思ったりもして。
タイムマシンがこの世に存在して使えるのであれば、私はこの時代の自然を見てみたいなぁ・・・なんちて。
アニメでこう思う程、触発されちゃいました。

それから何といっても、
あの曲・・・「カラー・オブ・ザ・ウィンド」が素晴らしい!
これに尽きます。

最初の数分で、「今回のディズニー物は泣かずに済むかも」と思ったけど甘かった。
この曲のお陰で、もー涙が滝のように流れてしまいました。

ストーリーも、ディズニーだから甘めのハッピーエンド(ポカホンタス、イギリスに戻るジョンについて行く)になっちゃうの?と思いきや、そうではなかったので・・・そんな内容だったので、私は好きだったりします。

ポカホンタスも、すごく魅力的・・・セクシーさも感じてしまいました。

ところで、
ジョン・スミス、そしてポカホンタスは、実在した人物だそうで・・・
インディアンのお話って興味はあるけど詳しく知らないので、この話も初耳でした。(単に知らな過ぎるだけですね)
他の映画でも、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」とか「ラスト・オブ・モヒカン」とか好きだったりするので・・・インディアン系のオススメ映画があれば、どなたか是非教えて下さいませ。<(_ _)>

話は反れましたが、
とにかくお気に入りの1本となりましたです。(^^)

【追記】
なんと・・・ポカホンタス2もあるそうで。
これは是非とも見なくては!!



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年11月23日 (火)

『25時』をレンタル

ある人物の密告により、刑務所送りになってしまった麻薬密売人モンティ(エドワード・ノートン)の収監されるまでを描いた作品です。

25時 スペシャル・エディション

翌日には7年の刑に服する為に刑務所に向かわねばならなくて、最後の日を父親や恋人、2人の親友と過ごす中、やらねばならぬ事、清算しなければならない事もあり、色々なものを見せてくれます。

冒頭のモンティと愛犬ドイルの出会いのシーンから、見入りっぱなしでした。

何だかNYの写真集を見ているかのような雰囲気のある映像で、「9.11」の足跡も所々に織り交ぜてありました。

モンティ自身や周りの友人や父親が、彼の行いを止めていれば何とかなったとは言うけれど、後の祭りだし、彼の自業自得だけれども、何だかモンティに感情移入のような思い入れをしてしまいました。
(悲しさや苛立ち、色々な感情が自分の中に入り込んでいくようでした。)

どうにもならないのに、何かどんでん返しのような展開があるんじゃないかとも思ってしまい、成り行きを見ていましたが・・・・・・そうはいかず。
優しく、そして力強く語られるお父さんの声(ブライアン・コックス)で綴られたラストまでの“もうひとつの人生”が何とも言えない
成長した子供達に自分の過去を話そうとするシーン・・・白い服を着た家族の姿が、とても印象深かった(眩しかった)です。

モンティの寝顔を見て、現実に引き戻された私は、思わず心の中で「あぁっ・・・」と叫んでしまいました。

見る前は、そんなに思い入れる事はないだろうと思っていたのですが、意外にもハマってしまいました。

今まで興味なかったエドワード・ノートンに
今更ながら一目置いてしまったし、
何度か他の映画で見かけてはいたフランク役のバリー・ペッパーも、コレを見て、完璧名前覚えちゃいましたし。(フランクが、モンティを殴るシーンも心が痛かったです。)

・・・気づくの遅すぎたんですが、
色目を使う生徒役、昔見た映画『ピアノ・レッスン』に出ていたアンナ・パキンだったとは・・・ビックリでした。^^;


きちんと消化できていないのか感想もうまく書けないのですが、何度も見たい映画に位置づいてしまってますので、何かまた思うことがあったら、追記していきたいと思います。


*******
25時 公式サイト

参考までに・・・2回目の鑑賞はこちらを読んでから見てみました。↓
スペースアルク内“字幕にならない英語たち”→25のキーワード





| | コメント (10) | トラックバック (4)

2004年11月 2日 (火)

『アンダーワールド』をレンタル

コレを鑑賞するまでが、長い道のりでした。
いつまでたっても貸出中・・・地元のレンタル屋さんもそうだったし、新しい所でもなかなか借りられず、9月下旬にやっと借りられたと思ったら、不良ディスク。(ーー゛)
先週ようやっと鑑賞出来ました。

待ち焦がれ過ぎてワクワク感を無くして見てしまったんですが、そんな状態で見ても面白かったです。

ヴァンパイア族の戦士セリーンを演じたケイト・ベッキンセールがクールでカッコ良かった。
彼女、『パール・ハーバー』や『セレンディピティ』くらいしか見たことがないけれど、こういう役も良いですね。
コートを着てる時は気にならなかったけど、コートを取った姿は少々細すぎ!(いや、羨ましいです・・・この半年で○kg太ってしまった私としては。)

この作品の世界の色加減もスゴク好きです。
暗いけど、白(ケイトの肌とか)がキレイに映る映像・・・ステキっす。
ストーリーどうのこうのっていうより、この映像世界(衣装や建物なども含めて)が良かったなぁ。。。

あ、肝心のストーリーですが、なにやら次回作も予定されてるそうで・・・次に続くような終わり方をしています。

ラストで匂わせていた“最後の大物ヴァンパイア”、一体どんな俳優さんが演じる事になるのかなぁ・・・?
オジジだと思うけど、(眼の保養で)カッコ良い人が登場したらいいなぁ。

前評判のオマケで必ず話題に繰り入れていたケイトのプライベート。
元彼(2人の子供もいる)がライカン族のリーダー役で、現在の婚約者(あれ?もう結婚したのかな?)が監督をしてる。
これが頭から離れなかったので、そういう目で見ちゃったりもしたけれど、面白く見れたので次作も楽しみです。

↓の表現を見ると、巷では評判はそんなによろしくないようですが・・・私は結構“好き映画”です。


アンダーワールド スペシャル・エディション
ハピネット・ピクチャーズ (2004/06/01)
売り上げランキング: 1,165
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.34
3 う~んという感じ
4 B級だけど
4 けっこう楽しめた





| | コメント (4) | トラックバック (3)

2004年10月29日 (金)

ルコント監督作品3本を鑑賞す。

「もうちょっと大人になったら見よう」
と思ってから、はや十年(以上)・・・いい大人になりすぎちゃいました
そんな思惑があり、今までこの監督の作品は全て未見でしたが、最近3本チョイスして見てみました。

見たタイトルは・・・

『髪結いの亭主』Le Mari de la coiffeuse(1990年)
『仕立て屋の恋』Monsieur Hire(1989年)
『歓楽通り』Rue des Plaisirs (2002年)

の3本です。

『タンゴ』という作品も見てみたかったのですが、置いてなかった・・・。
1つの記事で、3本分感想をまとめてしまいます。


まず最初に見たのは・・・『髪結いの亭主』

髪結いの亭主

子供の頃からの夢(床屋さんの女性と結婚すること)という夢を実現させた男アントワーヌと、その妻マチルダの愛の物語。

そう、これが登竜門といいますか、なかなか手が出せずにいた作品です。
(これを見ないと他の作品も見れないような気がしたので・・・)

私の周り・・・特に会社のオジサン達・・・が大絶賛してました。
「これって、男の憧れなんだよなぁ」と強く言いながら、軽くあらすじを聞くと、何だか“男性主体”っていう印象を持ったので、絶対ワタシ的にOUTと思ってたのでした。

ところが、見てみますと・・・いやぁ、とんだ勘違いをしておりました。
奥深い!です。
ちょっと引き気味なHシーンはあったりするけれど、映像がキレイだし、男性の願望のみを描いている訳ではなかった。

愛し愛されて、幸せな日々が続く中から生まれる不安感・・・マチルダの行動は究極といいますか、ホント衝撃でした。

********

次に見たのは・・・『仕立て屋の恋』

仕立て屋の恋

極端な潔癖症で前科者、それから・・・町のみんなから嫌われている仕立て屋のイール。
彼が恋焦がれている相手は、向かいに住む女性・アリス。
毎日、毎晩、自分の部屋の窓から彼女を覗いてるだけの日々が続くが、アリスがイールの熱い視線に気づいた時から、皮肉な運命を辿る事になります・・・

あの暗い部屋の中、全く動きもせずアリスを見つめ、雷か何かでイールの姿が浮いてくるシーンはインパクト大で、コワイものがあります。(笑)
主人公は男性だけど、こちらの作品でも女性(アリス)の心情などに注目して見てしまいました。

彼女にはエミールという恋人がいるんですがね、色々・・・あるんですよ。(こんな一言で済ませてしまうのもアレですが・・・)

色々あって、話が展開していくんですけど、ラスト近く、
「初めて喜びを知ったのだから」
と言うイールの姿を見て、切なく、何とも言えない気分になり、
「君を恨んではいない。ただ死ぬほど切ないだけだ」
というセリフを聞いては、哀しい気持ちになりました。

これ、この3作品の中で一番好きかも・・・。

********

そして『仕立て屋』を見た後、間髪置かずに続けて見ちゃったのが、
『歓楽通り』

パリにある娼婦の館で生まれ育ったプチ・ルイは、新しく入った娼婦のマリオンを一目見るなり、彼女を幸せにしようと無償の愛を捧げる。
献身的に尽くし、彼女にとっての幸せ(運命の人)を捜すプチ・ルイ。
一人の男性・ディミトリと出会ったマリオンは一気に恋に落ち、プチ・ルイは心から彼女を応援する。
・・・そして意外な展開へと話が進んでいきます。

このプチ・ルイという男、生々しい感情は一切持たずに、マリオンに尽くし続けます。最後まで。
ディミトリという恋人が出来て、逃避行する2人にくっついて行動を共にし、同じ屋根の下に住んじゃって・・・

「こんなんでいいのか!プチ・ルイよー」

と訴えたくなった。(笑)
そんな彼ってば、アリなの?!・・・などと思ってしまったけれども、最後まで見ていたら、プチ・ルイとマリオンの間にも確固たる“関係”が築き上げられているし、こんなにも徹底して見守り続ける彼はスゴイと思い直しました。(と、共に“せつなさ”とかも感じてしまったり。)

コロコロして・・・ちょっと頭髪が怪しくなってきた感じのプチ・ルイ。
でも、バイクに乗った姿や中盤以降は何だか彼がとてもカッコよい男に見えてしまったのがフシギ。


続けざまに見たお陰で、ちょっとした演出に気づいてしまった。
中盤でルーマニア人に追いかけられたディミトリ達が入った映画館で上映されてた映画が、何やら『仕立て屋』のイールの名前を使ってました。(思わず「おぉー」と少々興奮したりして)


*********
以上、どの作品もオッサンが主人公です。
中年で、外見的にも(ワタシ的には)カッコ良いとか思えない人ばかりなんですけどね、三人三様、みんな魅力ありました。

そんなオッサン達が主人公だけれども、出てくる女性陣も彼ら以上に魅力があってキレイ。
マチルダにアリス、そしてマリオン・・・彼女達、女性の心情も細かに表現しているような気がして、どの作品でも女性陣に注目して見てしまいましたよ。
彼女らの行動や何やら・・・で、内心、色々思う所が沢山ありましたもん。

どれも「愛」がテーマでしたが、
(どれもちょっと普通っぽくない愛?・・・んでも、何が普通なのか?と頭こんがらがったりもしたり)内容がホントに深い・・・。
オマケに音楽も良いし、映像もとてもキレイ・・・。
そしてちょっと笑えるシーンも挿入されたりもして、完璧ハマりましたわ。このパトリス・ルコント監督の作品たちに・・・。

どれも1時間ちょいというキリの良さもあり、一気に(飽きることなく)見れます。
秋の夜長に、こういう映画を見るのってイイかもしれない。。。

他の作品もますます見たくなりました!
「橋の上の娘」とか、「列車に乗った男」など・・・うわー・・・“見たいレンタルリスト”(現在101本)のタイトルが、またまたドット増えてしまいそうです。

【追記】
感想を一応、書き上げましたが、
もっと書きたい所も沢山あったり、思ったことが言葉に出なかったりと、ちと歯がゆいデス。(感想を仕上げるのって、ホント難しい・・・と改めて思いましたです。)





| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004年10月22日 (金)

『スティング』をレンタル

ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウなどの名優さん達が出演の1930年代のシカゴを舞台とした痛快ストーリー・・・って、今さら説明なんていらない名作ですね。スティング
私はこの作品がすごく好き。
30年以上前の古い映画だけど、とても素晴らしい作品です。(当時のアカデミー賞・7部門制覇をしました。)

最初に見たのが中学生くらいの頃だったかな・・・
音楽、ストーリーから俳優陣・・・細かい所で言っちゃえば「挿絵」など、色々な面で魅せられて、興奮したのを思い出します。
何度かTVで見たけれど、初めてレンタルしてみました。

その時良い作品だなぁと思っても、
年齢やその時の感情などで、印象が変わったりすることもあるけれど、これは別格。
いつ、どんな時に見ても毎回必ず満足して、気分爽快になってしまう。
モチロン今回もそうでした!(^^)

オープニングで流れるあのテーマ曲が流れるだけで、もう満足なくらい。(笑)

今回は特にP・ニューマンの瞳がとってもキレイだったのが印象的でした。

古い映画だから・・・と思って敬遠しがちな人も多いでしょうけど、老若男女、万人にオススメしたい作品です。


【メモ】
1973年・第46回アカデミー賞:作品賞、監督賞(ジョージ・ロイ・ヒル)、脚本賞(デヴィッド・S・ウォード)、ミュージカル映画音楽賞(マーヴィン・ハムリッシュ)、美術監督・装置、音響賞・・・・・・合計7部門受賞。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年10月15日 (金)

『インファナル・アフェア 無間道』を再レンタル

3部作の第一作目。現在二作目の『インファナル・アフェア 無間序曲』が上映中です。
先月末に観に行き、その時、真っ先に思ったのは、
「もう一回、1を見直したい!」ということでした。

私と同じ様に「2」を見て、
そう思う人が多かったのか(考え過ぎ?)・・・レンタル貸出中が続いていて、すぐには見れず、悶々としてからの鑑賞となりました。^^;
インファナル・アフェア


*****************
無間序曲を見てからの感想なので、「2」のこともチラリ感想入れちゃってます。。
*****************

いざ、正座して鑑賞。
もぅもぅホントにもぅ「何度見ても面白い!」

ソツなく、先へ先へとストーリーが進んでいきます。

香港警察と黒社会にそれぞれ潜入した2人の男(アンディ・ラウ/トニー・レオン)を中心に、渋いデカチョーのウォン警視(アンソニー・ウォン)、黒社会のボスであるサム(エリック・ツァン)が入り混じっての前半の見せ場である麻薬取引のシーンは、複数回見ていたってドキドキものです。

さりげなく携帯を使って情報を流すマフィア側、モールス信号を使って取引の状況を報告する警察側・・・この情報流出合戦(?)は、とにかく見所NO.1といえるかも。

そして、ひと波乱、ふた波乱あって、緊張感を継続しながら一気にラストへ。
あっという間に見終えてしまいました。

やっぱり見直すと、登場人物を改めて見直すことが出来ます。
特にサム親分。
この「1」を初めて鑑賞した時、私は彼のことがあまり好きじゃなかったんですが、2を観に行った後、印象が変わりました。「2」の無間序曲があったからこそ、「1」のサム親分が“生きてくる”といいますか。。。

サムと麻薬取引していたタイ人って・・・
2にも出てたじゃないですか!!
・・・今更気づいてしまいました。
何だか、1ではただの脇役だと思ってたのに。

憎いゼ、コンチクショーな気分で、興奮してしまいました!
(同じ人だわよね・・・?こんな事書いて違ってたらどうしよ・・・)

フィナーレを迎える「3」の終極無間は、アンディ・ラウとトニー・レオンと共にそれぞれの若い頃を演じたエディソン・チャンとショーン・ユーも勿論出演、デカチョーやサム、憎めないキャラクターだったキョン、精神科医のリー(ケリー・チャン)、マリー姐さんも再び登場。
それに、レオン・ライやチェン・ダオミン("HERO"の皇帝役だった人)も加わり、豪華キャストが勢ぞろい!だそうです。

どういう結末になるのかなぁ・・・うわー、気になる気になる!
来年のGWが待ち遠しスギル!!!

それから・・・「3」を観た後は、DVD発売にも期待。
トリロジーBOX・・・出るに違いないっすよねっ、ね。





| | コメント (0) | トラックバック (0)