カテゴリー「*05年度上半期/ヨカッタ!映画」の24件の記事

2006年1月10日 (火)

2005年度の映画鑑賞総括

去年のうちに記事にしておこうと思っていたのですが、ナンだカンだで年が明け、今更の総括になってしまいました。

去年観た作品数をカウント取ったところ・・・

劇場鑑賞 27本
レンタル  99本    となりました。

レンタルの方は秋頃から失速気味となってしまったので、トータルすると去年よりも観た本数が少なくて残念ですが、それでも、合計100本になるので満足です。
今年はまだ1本も見てませんが、去年と同じ位観たいな・・・と思っております。

そしてベスト選出でも・・・と思ったんですが、なかなか決められない。^^;;;
「ベスト」と評してしまうと、後で自分の中でも「あれ?」って思ってしまう可能性もあるので、特に印象に残った作品を挙げることにしました。

絞りに絞って・・・数が中途半端ですが劇場鑑賞とレンタルで7本ずつ選びました。


劇場鑑賞した中で印象深かった作品>

ベルヴィル・ランデブー (私の感想)
インファナル・アフェア終極無間 (私の感想1回目) (2回目)
カンフー・ハッスル (私の感想)
蝉しぐれ (私の感想)
ミリオンダラー・ベイビー (私の感想)
チャーリーとチョコレート工場 (私の感想)
Mr.&Mrs.スミス (私の感想)

観た後に再度劇場へ足を運んだり、原作を読んだり、サントラやDVDを購入したり・・・という行動を取った作品がほとんどです。
当ブログカテゴリの“上半期+下半期観てヨカッタ!作品”から厳選しましたが、「印象深い作品」としての次点があります。
それは・・・『TAKESHIS'』です。
“観てヨカッタ!作品”としては挙げておらず、気軽にはおススメ出来ない作品なんですけど、ムショーにインパクト大な作品だったので、この場で紹介させて頂きます。(何だか夢に出てきそうといいますか・・・)


レンタルした中で印象深かった作品>

ぼくは怖くない (私の感想)
ドット・ジ・アイdot the i (私の感想)
エイプリルの七面鳥 (私の感想)
モーターサイクル・ダイヤリーズ (私の感想)
スウィング・ガールズ (私の感想)
砂と霧の家 (私の感想)
ダブリン上等! (私の感想)

ラストにインパクトあったり、涙&涙だったり、ストレス溜まったけどラストでスッキリしたり・・・各作品それぞれ個人的に好きなものばかりです。

それから・・・上記では紹介しきれないので、別テーマとして<番外>を2つ作ってみました。

<番外1> -映画以外にハマったDVD-
スキージャンプ・ペア オフィシャル (私の感想)

こーいうの・・・大好きです。(笑)
大笑いさせてもらいましたヨ。


<番外2> -印象深かった登場人物たち-
好きな作品たちなので、「印象深い作品」として挙げてもいいくらいなんですが、ここは敢えて「印象深い登場人物」として紹介させて頂きます。

ヘヴン』 
 フィリッパ(ケイト・ブランシェット)とフィリッポ(ジョバンニ・リビージ)

 印象深いカップルです。本も読みましたが・・・この2人ケイト・ブランシェットとジョバンニ・リビージというカップリングがすごく良かった。


オペラ座の怪人』 
 クリスティーヌ(エイミー・ロッサム)、怪人(ジェラルド・バトラー)、ラウル(パトリック・ウィルソン)の三角関係

 色んな三角関係があるけれど、この作品の三角関係図はとても印象深かったです。


『Mr.&Mrs.スミス』 
 Mrs.スミス(アンジェリーナ・ジョリー) 

 やっぱりコレを挙げとかないと・・・。
 「ジョリ姐」ってば、大好きだー!(笑)


●総括●
個人的には、
(暴言になりますが)「邦画はTV放送まで待つ派」だった私ですが、邦画を観に行く&レンタルする回数がスゴク増えた事が、一番の変化かな・・・という一年でした。
また今年も洋画・邦画問わず、沢山のステキな映画を観たいですっ!!






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2005年6月30日 (木)

『ミリオンダラー・ベイビー』を観る

Million Dollar Baby [Original Motion Picture Soundtrack]

昨日観てきたんですが、
ディープ・インパクトな作品で、昨晩は全く眠れないほどでした。。。

マギーの生き方、フランキーの愛、その2人を語るスクラップ・・・それぞれ思う事が沢山あるんですが、うまくまとまらない・・・あの「モ・クシュラ」という言葉を思い浮かべただけで、もーダメ。涙が出てきちゃう。

女ボクサーとトレーナーの愛の物語
というようなTVの特集で抱いたイメージで観始めたのですが、序盤から細かい所(細胞の話など)から色々と思い巡らすことが沢山ありすぎて・・・誰に感情移入したというわけではなく、物語全体の雰囲気にやられてしまったと言うんでしょうかね・・・ラストまでに頭がいっぱいになったし、涙が止まりませんでした。
酷い顔になってたのは勿論の事、帰り道がもぅ大変でしたよ・・・。
電車内でも寝たフリして涙ダーッ・・・でしたもの。^^;

かなり引きずってしまったし、
とても印象深い作品となりました。
ハマったといってもいいと思うんですが、そう思った作品は繰り返し何度も観たいと思うんですが・・・でも・・・多分・・・2度と観る事はないかも。
子供のワガママ的な言い方になりますが、
マギーの家族や“青い熊”ボクサーをもう目にしたくない
なので、繰り返し観る事はないけれど、
この作品は私にとって一期一会的な作品として、心にずっと残ると思います。。。

公式サイト → http://www.md-baby.jp/


<<6/30の記事にしたかったので、慌てて書き上げました。
感想になってない記事なので、落ち着いたら書き直します。>>

【2005.7.2追記】
観てから3日ほど経ちました。
仕事のワタワタやちょっとした出来事で、観た当日に一睡も出来なかった気分は少し治まりました。^^;
「書き直し」は、ちょいといつになるか分からないけれど、とにもかくにも私にとっては、2度と観る事はない“好き映画”ということで、ずっと心に残しておきます。





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2005年6月13日 (月)

『モーターサイクル・ダイアリーズ』をレンタル

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

原題 : The Motorcycle Diaries : diarios de motocicleta
/2003年/ 126分

監督 : ウォルター・サレス
出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル , ロドリゴ・デ・ラ・セルナ , ミア・マエストロ

原作 : A Journey Around South America / Ernesto Che Guevara
オフィシャルサイト : http://www.herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/

真っ先に言わせて下さい。
好きです、この作品。
何だか上手く言えないんですけど、やっぱりラテン系の映画って何か独特なモノがあるので、その辺が私は妙に好きカモしれないです。(あやふやな表現でスミマセン。)

私は政治的な話題には滅法疎いので、この作品の主人公であるエルネスト・チェ・ゲバラのことはよく知らず・・・去年の秋に公開された時は“南米旅行映画”としてムショーに興味を示しただけで、その時にチラリとどんな人だったのか把握しただけでした。(結局、都内では恵比寿でしか上映されてなかったので観に行かなかったんですけど)

レンタルを待ちに待って見てみると、
最初は、エルネストと友人のアルベルトの男2人の青春旅映画って感じだったのが、愛車ポデローサ号が故障してしまった辺りから、エルネストの心の変化を見てると、とても熱くなってる自分がいました。
ラスト近くで泣けてきたりもして・・・

ポデローサ号と分かれてからの旅が、本当の“旅”となります。
その旅の中で出会った色々な人によって、医大生エルネストとその友人・生化学者アルベルトの心に、色々なものを落としていきます。

旅は人を成長させるものだったり、人生を変えるものと耳にはするけれど、こういう旅をしたエルネストが伝説的な革命者“チェ・ゲバラ”となるきっかけが分かる作品でした。

映像もとても良かった。
ちょっいと憧れているマチュピチュ遺跡の映像や、ポデローサ号を走らせての南米の景色の数々、景色だけではなく、旅の中で出会った人々の姿や表情を撮った映像も印象的。
特に、エルネストに何かが芽生え始めた時にチラリチラリと映し出される人々の映像・・・とても印象的でした。

話は戻るんですが、
主人公を演じたお人、ガエル・ガルシア・ベルナルがイケ面だったから、私はこんなにも熱くなってしまったのか?と少々悩んじゃったりもしました。(笑)
(ガエル好きな人にとっては大変失礼な事を申し上げちゃいますが)でも、このガエルさんがイケ面じゃなくても、私は惹かれたに違いないと思い直しましたですよ。
それ程、この人はとても魅力ある演技をするもんだ・・・と思いました。

・・・DVD欲しいデス。

それから、まだまだよく知らないチェ・ゲバラについて、本なり他のDVD作品を見て、彼を知りたい気持ちで一杯になりました。



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2005年5月19日 (木)

『インファナル・アフェアⅢ終極無間』を再び観る

今週で終わってしまうので、昨日、慌てて観に行きました。
2回目の鑑賞です。

infanal


この『終極無間』はインファナル・アフェアシリーズの最終幕。
思い入れプラス、色々見直したいシーンもあったので、DVDリリース前に複数回観ておきたかったんです。


1回目同様、ネタばれしつつの感想記事になります。》


1回目に観た時は、オールキャスト出演ということで、
お気に入りの登場人物(といっても“全員”)が出る度に興奮したり、ⅢはⅢで驚いた所があったりで、冷静に見ることが出来なかったけれど、1回目より冷静に見れました。

・・・ヤンのデレ顔やウィンクには
再び胸キュン気味にくすぐったくなり
デカチョー(ウォン警部)がコンビニでオムツやミルク持ってる姿には
一人「ウフッ」と微笑んだり。
この辺は、またまた冷静じゃなかったけど。(笑)

1回目ではラウを見ていて、彼の「善人になりたい」「本当の警官になりたい」という強い気持ちに反して黒社会のクセが抜けない所や、マリー姐さんに恋したばかりに黒社会に入り、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの流れを経て、彼の人生はいつまでたっても無間地獄のままという事実に、涙が出るくらい切なくなりました。

そして2回目を観た時は、
色々怪しがってしまったレオン・ライ演じるヨン・・・に一番グッと来てしまいました。(1回目を観た時は、ラウに集中しすぎた)
彼はアツイ・・・アツい男です。
クールで表情を見せない姿に1回目は怪しすぎてイヤ!と思ったけれど、2回目では「あぁ・・・カッコよすぎ」なんて思いながら鑑賞。やはり1度通して観た後だと、印象もガラリと変わります。

少しばかり冷静に見れたので、色々疑問が湧いて出たりも。
ヨンとサムの関係が、よく分からない・・・です。
ただ、サムがヨンをスカウトしようとしただけなのか・・・図書館で密会してたのは何だろう?・・・など。

またセリフを聞き逃しただろうし、セリフや映像をよく噛み砕かないと理解や推測が出来ないです。
まぁ、それはDVDが出たらまた、よーーく見る事にします。(^^)


昨日、何より興奮したのはお客さんの入り状態。
1回目は、
ホンの10数人(公開4日目、平日ラストの回)だったのに、
昨日は、
前がちょこっと空いてるけれど、盛況な入り具合でした。
(こんな状態で観たのは久しぶりすぎる・・・)

何か、すごく嬉しかったです。
まさかこんなに混むとは思わなかった!!
リピーターも沢山いるに違いない・・・なんて一人ほくそ笑んだり。(笑)

そんな客入り具合も確認出来たりで、
「もう一回観れてホントに良かった」と思いました。

まだまだ何回も繰り返して見たいインファナル・アフェアシリーズ。
きっとリリースされるであろうトリロジーBOXセットを楽しみに待ちたいと思います。

【追記】
「お気に入りは全員」と記事中に残しましたが、
シリーズ(3部作)だからこそ、そう思った次第です。
Ⅰで嫌いだったサム。
ⅡとⅢを見て、そんな気持ちは吹き飛びました。
Ⅲのみ登場のヨン(様)
初回は「もーイヤっ!」と思ったけど、2度目の鑑賞ではグッと来た。
繰り返し見る事によって、より味わいも深まるし、登場人物への愛着もますます深くなる作品です。

劇場公開が終わって、DVDだけでしか見れなくなっても、もっと沢山の人に観て貰いたいと(しつこいけれど)強く思う作品です。






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2005年5月18日 (水)

『笑の大学』をレンタル

笑の大学 スペシャル・エディション

121分 / 2004年

監督 : 星護   脚本 : 三谷幸喜
出演 : 役所広司 , 稲垣吾郎


観る前は、タイトル通りの「お笑い」だけだと思っていたけれど、
どっこい、それだけではなかった!
ついつい・・・涙ホロリとしてしまいました。

昭和15年・・・次第に戦争色が強くなり、
娯楽(舞台)の内容が厳しく規制される情勢の中、検閲で細かいチェックが何度も入っても、へこたれず、更に磨きのかかった脚本を提出する椿(稲垣吾郎)と、毎度必ず許可しない検閲官(役所広司)の面白おかしい対決が繰り広げられ、すっとんきょうな椿と無表情の検閲官を見てると楽しくなってしまいます。

見てから知ったのですが、もともとは舞台劇だったんですね。
映画を見て「クスッ」と笑う事は多いけれど、「キャーッ!」と奇声を出しながら思いっきり笑ったのは久しぶり。あのカタブツ検閲官が椿の脚本に魅せられて、本気で演技にハマる所・・・部屋をくるくる走り回る所・・・は、一生懸命過ぎさと笑いに目覚めた姿が可愛くって、そして可笑しかった~!

笑い笑って一段落ついたなぁ・・・と思ったら、ホント、どっこい!だったんですよ。
その後は、椿に検閲官に・・・涙、涙でした。

個人的にゾゾッと来た所がありまして・・・検閲官が舞台を見ようと劇場に吸い込まれて行きそうな所。
役所さんのややアップ気味のボーッとした顔が、ちょっと耐えられなかった。も~イヤッ!! ^^;;;
(役所さん・・・ゴメンなさい。<(_ _)>)



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2005年5月13日 (金)

『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』を観る

Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (Original Motion Picture Soundtrack)
原題:Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events / 109分

本日行って参りました!
今年の始めにshoさんのブログ なんちゃって映画評論in the U.S.A. でこの作品の感想を読んだり、TVでこの作品の特集を見たりして、公開されるのをとても楽しみにしてました

あらすじ等の詳細は→ 公式サイト へ

感想の第一声は、「マンガみたいじゃないの!!」でした。
オラフ伯爵を見てると、マンガを見てるみたい・・・・・・
ヘビおじさんの助手グスタフを汽車に張り付けにしたシーンとか、ホーント漫画みたい。
ジュード・ロウの声で語られるレモニー・スニケットの世にも不幸な出来事には、必ず“殺し”が付きまとう。児童書が原作というに、こんなんでいいのかしら?なんて思ったり。(笑)

でも、その原作を読んだことも、その存在もしらなかったので、映画を見終わった後、「読んでみたいなぁ」という気になってしまいました。
この作品の世界観が私のツボにドンピシャ!でした。
好きですっ、こういう世界!!

謎解きのような物もあるし、最初の汽車で轢かれそうになるシーンは少しドキドキしたりして、あっという間に終わってしまった感があり、それから、何といっても個人的大注目はボードレール三姉弟妹の末っ子ちゃんの“サニー”!!

まだ言葉も話せない乳幼児で、彼女の姉ヴァイオレットと兄クラウスだけが彼女の言葉を理解する・・・固い物をかじるのが大好きな不思議な子。

この子がなんともまぁカワユイのです!!

オラフ伯爵はこの子を「猿」扱いするけど、彼女も黙っちゃ(?)いない。言葉は分からないが結構口達者なので、オラフとサニーのタイマンには笑っちゃいました。(^◇^)

始終、端っこにいたって彼女を目で追ってしまいましたが、ドーンとした大活躍シーンは特になかったので、ちょっと残念デシタ。
(敢えて言えば、ヘビと戯れる末っ子ちゃん&崖っぷち状態で姉と兄が必死になってても平然としてる末っ子ちゃんが見所かしら。。。)

ヴァイオレットとクラウスも、とても雰囲気のある子達で、ますます私をこの映画の世界に引き込んでくれました。

不幸、不幸と言うけれど・・・オラフが仕掛けた罠を淡々として切り抜ける姉弟妹を見てると、なんてことないじゃなのと思ってしまいそうになりましたが、彼らは突然親を亡くした子供たち。

もう・・・コレ見て泣きそうになってるのは私だけだと思いますがね、周り回ってようやく届いた両親からの手紙が届いたシーンなどを見て、目頭が熱くなっちゃいました。(^^ゞ

DVDが出たら、買っちゃう・・・と思います。多分・・・いや、絶対。
(続編はあるのかなぁ・・・無い様な気もするけど、ちょっと気になります。)

それから、エンドロールは必見!!かと。とても凝っています。
私が観ていた時は、ほとんどの人が席を立ってしまってましたが、観ないのは勿体ないなぁ。
照明がついて周りを見たら、近くで残っていたのは4人ほど・・・オジサンばっか。しかも、寝ぼけマナコな人に、ずっと動かず固まってる人・・・眠ってた人ばかりが残っていた!
・・・なんか悲しくなりました。トホ。。(T_T)


【鑑賞時のお供】
神田須田町 竹むら の揚げ饅頭
と、持参したお茶

やぶそばでランチ後、竹むらに寄り道。
同行者は粟ぜんざい(おススメ!)、私は揚げ饅頭を注文。
食べ切れなかったので、映画館で残りのお饅頭を食べました。(笑)




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2005年4月26日 (火)

『コンスタンティン』を観る

コンスタンティン

オカルト苦手な私ですが、ところどころビクッ!としたり、
口をポカーンとさせてしまったり、そして「怖い~!」と思いながらも、楽しんで観てしまいました。

悠々とコーヒーを手にしながら観ていたら、序盤の“槍”を見つけちゃった人が車にはねられる所でビックリして、コーヒーを少しこぼしてしまった。(笑)

この他にも色々ビクッ!とする所があって、もぅ大変。
でも、「疲れた~」とは思わず、何だかストレス発散も出来ちゃったような気がします。

虫とかね、やめてくれ~と目をそむけた所はあったけれど、
悪魔退治の小道具の数々を見てると何かワクワクしてる自分もいる。(笑)

あのキーキー虫の小箱(悪魔の家に棲む虫でしたっけ?)っていうのがあなどれない。超強力アイテム。

宗教的な知識を持っていたら、この作品の事をもっと楽しめるかと思いますが、その辺の知識に乏しい私でも楽しめた!

ヒロインのアンジェラ(レイチェル・ワイズ)を介して、人間界に進入しようとする偉い系の悪魔を、主人公のジョン・コンスタンティンが阻止すればいいのだ。
分からない単語も、それを理解できればもっと楽しめただろうけど、分からないなりに単純に楽しめました。

キアヌもカッコいいし、ガブリエルさん(ティルダ・スウィントン)が何だかソソられます。(*^_^*)

シメは、ありがちなヒーローとヒロインの“チュー”かぁ・・・
と思いきや、お預けだったので、そこも個人的には良かったなぁ・・・なんて思ったり。(笑)

最後の最後にオマケシーンが付くのですが、雰囲気が変わった“彼”が、カッコいい・・・。
帰ってしまった人が多かったんですが、んー・・・勿体ないです。

悪魔の大ボスのお陰で、コンスタンティンがあんなんなっちゃったから・・・続編、作られるんでしょうかね?
次は2人の“チュー”を観る事ができるのか?
ガブリエルさんの今後が気になるし・・・
続編アリだったら、また観に行っちゃおう♪

そして、DVDが出たら、もう1回観てみよう・・・。


【追記】
ヘビースモーカーだったコンスタティン。
ラストシーンではガム噛んじゃって、「あら、まっ(笑)」って感じでしたが、“克服”してしまった人って元の習慣に戻ってしまう人も多いと聞いたことがあるので、(もし続編があるのなら)ガム活動を継続しているコンスタンティンの姿にも期待しちゃいます。



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2005年4月24日 (日)

『砂と霧の家』をレンタル

砂と霧の家 特別版
原題 : the House of Sand and Fog / 126分
出演 : ジェニファー・コネリー , ベン・キングスレー ,
ロン・エルダード , フランシス・フィッシャー


この作品は・・・劇場に観に行こうと思いつつ、結局2本立て扱いになっても観に行かずに、レンタルすることになってしまったんですが、「観に行くべきだったな」と、ちょっと後悔してしまいました。

「良かった」と表現していいものか・・・でも、すごく良かったです
とても哀しく、胸が締め付けられる作品でしたけど。

海辺の一軒家。
父の遺産であるこの家を政府の手違いで手放すことになってしまったキャシーと、それを買い取ってしまったイランからの亡命者・ベラーニ大佐。

この2人の家を巡って対立する様を描いた作品っていう漠然とした知識で見始めたら・・・そんなもんじゃない!

キャシーを支える警官・レスター、
祖国を離れて異国の生活に疲れているベラーニの妻、
ベラーニの息子、それぞれが二人に絡んで、思ってもいない方向へ進み、まさかのラストを迎えてしまう・・・驚きと哀しみが溢れ、とても心痛い作品でした。

誰が悪くて何がいけないのか?と、
(安直に)そういう風に考えたくない・・・
ハッキリと「あんたが悪い」って言えない。
お互い、それぞれの事情を通す姿もすごく分かるんですもん。。。

ただ、せっかく収まりそうになった2人に近づく、(頭に血が上った)レスターを見た時は、
「あーっ、アンタ、もうややこしくしないで!!」と、思ったりはしたけれど。^^;


固くコワイ顔をしたベラーニ(ベン・キングスレー)がすごく良かったんです。
あの悲劇の後の彼の行動や、悲劇前に息子に言うセリフも重みがあって、すごく良かった。。。


「世界中を嗚咽させた、今世紀、
最も美しい悲劇がついに幕を開ける」

と、公式HPで謳われてます。ちょっと大げさかもしれない表現ですけど、この宣伝文句もあながち大げさじゃないな・・・と思えるほどの内容です。

最近、夜にDVDを見ると、どんな作品でもウトウトしがちなので、晴々とした先週日曜の朝に観てしまったんですが、昼も夜もあの哀しい結末を引きずってしまいました。

んー・・・何だか漠然とした感想しか書けなかったけれど、
ただ哀しいと思うだけではなく、色々な事も感じ入る作品だと思うので、おススメしたいです。




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2005年4月20日 (水)

『インファナル・アフェア3 終極無間』を観る

infanal3-b

初日に行きたかったくらいだったのですが、昨日行ってきました!!
・・・インファナル・アフェア最終章。
楽しみがまたひとつ減ってしまうのは、寂しいけれど、まだまだ情熱アツイです!
1&2を見直したいというよりも、うぅぅーーーっ、もう一回「3」を観たいッ!!っていう気持ちで一杯なのです。
(この情熱、絶やしたくないわ!!DVDも買うし、もーこうなったら、ハリウッド版も観てやるっ!)


(コチラの作品については、思いっきりベラベラしたいので、ネタバレ有り有りだと思います。これから観に行く予定でいる方などは、読まない方がよろしいかと・・・。)


1は1、 2は2で、
登場人物がみんな、もぅ・・・味があって、
毎度色々な人に目が行ってしまいます。
3で新たに登場したのは
エリート警官のヨン(レオン・ライ)と
本土マフィアのシェン(チェン・ダオミン)。
彼ら(特にヨン(様))を見ているとついつい眉間にシワが寄る。
ヨン(様)・・・怪しすぎて、もーイヤ! 早くスッキリさせてー! 
みたいな。

で、クライマックスのこの2人にはビックリさせられた!!
(もー、たまらんよ・・・)

ラウ(アンディ・ラウ)は、1&2を見て、
冷酷で機械的な人っていう印象が強くって、あまり感情移入が出来なかったんですが、3のクライマックスシーンで涙する彼を見て、私も涙が出そうになりました。(いや、泣いてもよかったのだ。)

ヤン達が言うあのセリフ、
「あいにく警官なんでね」が、ラウの中の“善人でありたい”という気持ちと交差して涙を流すラウ・・・もう見ててどうにかしてあげたいくらいでした。。。

狂うことのない機械的で強い人に見えたけど、彼もまた潜入をしている事でずっと苦しみ、精神的に追い詰められて弱くなってく姿を「3」ではありありと見せつけられました。


切ないほどにシリアスなラウ刑事に比べて、ヤン(トニー・レオン)の方は、今までにない面を色々見せてくれました。ファンの人にはたまらないでしょう・・・(笑)

「1」の時はいつもピリピリしていて哀愁を帯びた印象が強かったけれど、ちょっとくだけたヤン。
夢を見てうっとり&デレ~ンとしたり、リー先生(ケリー・チャン)をからかう彼。見てて楽しかった。(^^)

そんな楽しい所だけじゃなく、サム(エリック・ツァン)が何度もヤンを陥れる所はもう・・・ハラハラしっぱなし。
昔の大ボス一家の血を引いてるせいなのか、潜入と気づいていたからなのか、もぅ何度も窮地に立たせるサムの腹の中をキチンと覗いて見たかった。。。

ついでに・・・
“バカ”のキョン君は、この「3」ではスゴク男気溢れる所を見せてくれます!惚れ惚れしてしまいました。(^^)

あ、それから、あのヤンのウインク
うわー!!あの場面であのウインク!!
あぁっ・・・(ハートが)奪われた。。。(笑)


同じく「たまらん」のが、セリフの数々。
重みがあるセリフもあれば、単なる普通のセリフかと思ったら、裏にエピソードありの意味深いセリフもあるんですよね。
多分、2度3度と見直して、何かに気づくセリフも多そうだなぁ・・・と思ってしまいます。

乙女心も沢山くすぐられたし、
作品的にも申し分のないほどに満足しています。
満足しているけれど、まだまだ!・・・もっともっと繰り返し見たい作品です。

(他にも好きな3部作はあるけれども・・・)
こんなにハマった3部作は、コレだけ。

昨日観た時は、おじさん率がヒジョーに高いし、男女比率9:1くらいなんですけどね、男女問わず、この熱い男たちのドラマ3部作、色々な人に観て欲しいと強く思います。

*********
今までどうもありがとう。
何度も通わせてもらいました・・・の「インファナル・アフェア」公式サイト → http://www.infernal.jp/index_top.shtml
*********

【2005.4.24追記】
いてもたってもいられなくって、今まで「1」を見ていました。
「1」のラストのラウを見て、思わず涙&涙・・・
エンディングの歌にも一層沁みる物を感じました。。。





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2005年4月12日 (火)

『ぼくは怖くない』をレンタル

ぼくは怖くない

原題:IO NON HO PAURA / 109分 / 2003年

去年、何かの映画を観に行った時の予告だけのイメージしか頭にないので、見ていると、もー・・・変にドキドキしすぎちゃいました。


イタリアの片田舎で起こった出来事。
10歳のミケーレ少年が、あばら家で変な穴を見つけ、穴の中にいたのは金髪の少年。
彼は何でその穴にいるのか?
ミケーレはその子を見て、どういう行動に出るか?
その後の展開は・・・?
と、子供が主人公だけあって、何だか必要以上にハラハラしちゃうんです。
(想像できる範疇かもしれないけど、私はもう先々の展開が分からなくて、色々先走りして想像しながら見ちゃって、怖い怖い!)


きれいな風景映像が流れる映画に私は弱いので、それだけでも贔屓目になっちゃいますが、観てヨカッタ

子供達の台詞も、子供なりの意味不明な言い回しが多かったので、良かったです。特に妹のマリアちゃんを見てそう思っちゃいました。(映画やドラマの子供の台詞って、時々理路整然すぎると思う時があり、違和感あったりするので・・・。)

取り敢えず、「気になるよね」と言っていたお友達には「観てみてー!!」とオススメしとこうと思ってます

ラストでは、ホラー映画を見るかの如く「ぎゃーーーっ!!」と大声だしてビックリしちゃった私。
「ぼくは怖くない」の、まさしくタイトル通り!
悲劇的なシーンでもあったけど、タイトル通りの行動を取ったミケーレ少年の勇気・・・すごい!

滅多に出来る事じゃないよなぁ。。。

子供って大人よりもシビアな所があったりするけれど、純粋な面も大いに持ち合わせていて、その純粋さから出た行動にかなり衝撃を受けました。

最後の最後、ミケーレとフィリッポが手を繋ぐシーンも印象深かった。。。


【追記】
ちょっと独り言まじりに下らない事も・・・

渦巻き蚊取り線香が映った所。
よくよく考えれば日本だけの物じゃないとは思えるんですが、私はこの映画で蚊取り線香が見れるとは思いもよらなかったので、ビックリ。
「金鳥の夏、日本の夏」っていうイメージが強くて、日本にしかない物だと思ってたので・・・(笑)




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